ども、自分と向き合う岡田達也です。



「写真チェック」なる作業がある。
本番前のこの時期、やたらと多い。

例えばパンフレット
例えばポストカード
例えばトーク&フォトブック
などに使用する写真を自分でチェックするのだ。

紙焼きされた自分の写真を渡される。
A4用紙をたっぷり。
そこにはポーズを取って写っている50~60人の自分がいる。

それが……
よろしくない。

顔なのか
ポーズなのか
容姿なのか
心意気なのか
どこに問題があるのかわからないが
(たぶん、全部じゃないか?)
とにかく、納得行かないものばかりが並んでいる。

できることなら編集部さんに突き返したい。
いや、その場で破り捨てて、無かったことにしてしまいたい。

しかし……
そこに注意書きがある。
「この中から、使用して良いものに○を付けてください。できたら6~8枚くらいは残してください」

この作業が地獄だ。

稽古場写真とか、みんなで映ってるものに関しては、
僕はノーチェックでかまわない人なので見もしない。
だけど、個人写真に関してはそうはいかない。
自分で見るしかないのだ。

じっくり見てみる。

なんだ、そのポーズ?
オマエは二流のマジシャンか?

どうした、その中途半端な表情?
昨夜のお酒が抜けていないのか?

何があったんだ、その体の角度?
メタボリックをひた隠しにしているのか?

悩んでいるところに大内厚雄が近寄ってきた。
「おっ! 二丁目のホスト写真ですか?」

やかましい

「いいですか?歌舞伎町じゃなくて、六本木じゃなくて、二丁目ってところがポイントですからね」

そんなところ念を押さなくていい


ここだけの話……
D-BOYSの子たちは写真に撮られ慣れているなぁと感心する。
ポーズの切り替えも速いし、バリエーションもある。
しかもそれが絵になる。

うらやましかったので僕もその一つをこっそりコピーしてみた。

右手を、左肩の上に置いて、斜め下からファインダーを覗く、
という色気のあるポーズを。

ぐふっ
こいつはアイドルちっくな写真が撮れているんじゃないのか?

出来上がった写真を見て驚いた。

そこには
肩こりをほぐしているただの中年が写ってるではないか!

ぬぅおおおおお!!!!!
ちっがーうぅ!!!!!
そうじゃない!!!!!

うーん……

自撮りの機会でも増やせば、もう少しマシになるのだろうか?
強制的に稽古場写真でもアップしてみればいいのだろうか?

実はInstagramもインストールしたのだが
一番最初くらいは自分の写真にしようと思っていたら
いつまでたっても納得行く写真が取れなくて更新できないでいる。


あのー……
どうすれば写真と仲良く慣れますか?



では、また。