ども、起床して暖房のスイッチを入れなくなった岡田達也です。



えぇ
そうなんです。
『大きな木の下で』の出番は全部で5分ほどです。

「岡田達也を観たいのに!」
という天然記念物に指定したくなるような素晴らしい方

「あいつの顔の黒さが松崎しげるさんを超えたかどうか確認したいので時間が必要!」
という何かが間違っている方

「舞台上の岡田達也に呪いをかけたいので短時間では無理!」
というような恐ろしい方

そのような方々をガッカリさせてしまったようで申し訳ない。

でもね、お芝居とはそういうものですぜ。

すべての役の出番が多いとか
すべての役がおいしいとか
すべての役に見せ場があるとか
そんな脚本はなかなかない。
少なくとも僕は書けない。
(……オマエが書く必要はない)

いろんな役がある。
いろんな役がなければ芝居は成立しない。

今回与えられた仕事は
出番が少なく
けっして目立つ役でもないけど
そんな中
“このポジションで何ができるか?”
“どうすれば物語に貢献できるか?”
それらを考え、実践するのが俳優の仕事。

……なーんて、たまにはマジメなことも考えるのですよ。
どんなお仕事でもそうなんじゃないかな?


『大きな木の下で』は超が付く、どストレートな、学園青春もの。
稽古を見てるだけで、おじさんは照れくさくて赤面してしまう。
そのような甘酸っぱさがお好きな方は是非。

 * * *


最近フラワーアレンジメントを始めました。岡田さんの好きな花を教えてください.
花より団子(お酒)でしょうけど(笑)
(soramame)


花ね~
詳しくないんですよ。
お花が大好きな母親が、僕の花に対するあまりの興味の無さにこんなことを言ったことがあります。
「あなたはホントに私の息子なの?」

……お母さん、知りませんよ。
こっちが訊きたいです。

そうは言いながら好きな花が三つほど。

一番は『桜』です。
なんか、こう、胸にくるものがあります。
その感情を言葉に変換するのは難しいけど、明るく陽気な気持ちだけでないことは確かです。
その裏側にはちょっとおセンチな気持ちも多分に含まれています。
短い命だからですかね?
唯一、ずっと見ていたい花です。


二番は『かすみ草』です。
これもいいですよね。
控えめで。
なんだけど僕は地味だとは思わないです。

余談ですが……
昔、友達が「付き合うならかすみ草みたいな女性がいいなぁ」と言っていました。
あまりにもツッコミどころが多すぎて、結果、放置したことを覚えています。


三番目は『らっきょう』です。
どうです?
パッと浮かばないでしょ?
らっきょうは鳥取の名産品です。
鳥取砂丘の横で栽培されてるんですが、らっきょう畑に咲く花、なかなかに可愛らしいんですよ。
興味があれば調べてみてください。


でも、おっしゃるとおり、花より酒ではありますな。
ここ数日暖かくなってきたし、春は目の前ですかね。

もうすぐ花見の季節ですよ。

ん?
あれ?
スケジュール帳を見たら、花見の近辺に休みが一日もないぞ……。

どなたか僕を花見に連れて行ってください。



では、また。