ども、冷や汗を流した岡田達也です。



先日の誕生日にお客さんからブックカバーをいただいた。
革でできた、ブルーグリーンの素敵なカバー。

今使っているのは布製で、しおり代わりの紐がついてるヤツ。
こいつもとてもお気に入りで、だからずいぶん長いこと愛用していたのですっかりくたびれていた。

ちょうどいいや。
次の本からカバーを変えよう。
ナイロンの包装から取り出した。

あっ……
そうか
このカバーにはしおりがないのか
そりゃそうだよな、革だもんな~

何かしおりを買おうかな……

いや!
まてまて!

去年『真田十勇士』を観に行ったとき、上川隆也先輩からしおりをもらったぞ!
僕が使ってるブックカバーには紐が付いていたので今までは出番がなかったけど、
あれを使う日が来たんじゃないか!

そうだ!
そうしよう!

……ん?
……まてよ?

いつの日か使おうと思ってテーブルの近くにずーっと置いてて
でも、この間掃除したときに「このしおり、出番が来ないからしまっておこう」と思って、どこかに移したんだよな……

あれ?
あれ?

おちつけ
しおりだぞ
自分ならどこに置こうと考える?

本棚ではないはずだ
文房具の棚か?
それとも小物をしまってる棚か?

……
……

ガーンっ!
どこに移したのか全然思い出せないじゃないか!

この辺りで僕の背中が寒くなってきた。

もしも
もしも本当に
たかやん先輩から頂いたものを紛失してしまったのだとしたら……

や、ヤバイ!
ヤバ過ぎる!

セリフが目に浮かぶ!
「オメーが寄越せって言うから仕方なくやったんじゃねーか。それなのに無くしただと?」

次の瞬間、僕の身体は跡形もなく消されている。
……に違いない。

イヤだー!
そんなのイヤだ!
なんとか48年生きてきたんだ!
寿命を全うしたいっ!

僕はもう一度自分を奮い立たせ、必死で探した。

あった!
何を思ったか『大入り配り』の袋と一緒に並べてあった。

その時点で
新しいブックカバーを使える、という喜びではなく
殺されないで済む、という喜びでいっぱいになった。

あー、良かった。



大切に使わせていただきます。



では、また。



追伸

そのしおりをもらった下りがこちらの日記です。

2015年1月22日の日記
『真田十勇士』
http://ameblo.jp/okada-tatsuya/entry-11980151873.html