ども、チョコレートを思い出した岡田達也です。



チョコレートが好きだ。

いやいや、こう書くと誤解されるな。
正確に言えば
“わざわざ自分で買うほどではないけどあれば食べる”
という程度だ。
でも嫌いじゃない。


今、一番美味しいと思うのはロッテのガーナミルク。
あれは完璧だ。
実に良くできている。
ゴディバにだってモロゾフにだって負けちゃいない。
(ひょっとして僕の舌がお子ちゃまなんだろうか?)


ロッテのガーナミルクに出会う前……
というか40年くらい前だろうか?
子供の頃は不二家のペンシルチョコとパラソルチョコのファンだった。
ご存知だろうか?
鉛筆の形と、傘の形のチョコ。
いったい、商品開発部の人は何を思ってこんな品を作ったのだろう?
しかし形はどうあれ大好きだった。
鉛筆の先っぽや、傘のトンガリから食べる背徳感が、さらに美味しさを増してた気がする。


さらに前……
明治のマーブルチョコが好きだった。
これはよく食べた。
あの筒状の入れ物、
中身を取り出すと飛び出してくるカラフルなチョコ
何もかも懐かしい。

ただし。
僕には変なクセがあった。
「三角食べ」を得意とする僕にはこだわりがあり、色が偏ることが許せなかった。
まんべんなく減っていって欲しかったのだ。
だから、青を食べたら次は赤、次は緑、次は黄色、最後は茶色……
というふうに基本的なローテーションを組んで食べていた。
なんだけど、途中でわからなくなり
「ああぁ! やってしまった! さっき食べたのは何色だっけ? 次は何色を食べれば良いのだ?」
と、パニックになることもしばしばだった。

おじさんになった今なら
「何色でもいいじゃねーか! 中身は一緒だよ!」
と夢も希望もないことを言えるのだが。
今思えばなんて几帳面なんだ、自分。

懐かしい思い出だ。

 * * * * *

本日『TRUMP』がマーブルキャストとして上演されるらしい。
要はキャストをごちゃ混ぜにしてやるそうだ。
自分がパニックにならないで最後まで食べ切るようにしたい。

無事に終わったらご褒美にマーブルチョコを買ってみようかな。



では、また。