ども、カラオケで熱唱していた岡田達也です。




「ジャイアン」の異名を持つ私だが、苦手なものがいくつかある。

・きゅうり
(ピクルスとかキュウリのキューちゃんくらいまで味が変われば食べられなくもない)

・注射
(薬を入れるのも、血を抜くのも得意じゃない。つーか、注射が得意な人っているのだろうか?)

それから……
・都会が苦手だ。

今は東京に住んでしまっているが、本来はこんな賑やかな場所で生きていく人間ではない。
もう少しおとなしい街で生きていきたい、と常に思っている。

 * * * * *

本日、劇場入りする。
『Zepp ブルーシアター六本木』という劇場。
初めての劇場だ。
900人も入るらしい。

いつも書いているように、
劇場に入ると
まずは、その劇場に、自分をフィットさせることを心がけている。
空間に慣れること。
それが自分には大事なことだから。
もちろん何度も経験している『サンケイホールブリーゼ』とかなら大丈夫。
だけど『ブルーシアター六本木』は初めてだ。
ちょいと時間がかかりそうだ。

うん。
それだけならまだいい。
問題は……、六本木にあるということだ。

「六本木」
なんて響きを持った街なんだろう。
なんて手強そうなんだろう。
東京の中でも群を抜いて都会っぽい。

……苦手だ。

六本木という地名を聞いただけで、僕の頭には
すごい売れてる芸能人
超有名なスポーツ選手
飛び交うドラッグ
熱唱するアン・ルイス
などしか浮かんでこない。

そして腰が引けてしまう。

2008年に『小さき神の、作りし子ら』を六本木の俳優座劇場でやったことがあるが、あのときも六本木の街に馴染むこと無く終わった覚えがある。

劇場にもフィットしたいが、いい加減、六本木にも慣れたい。
このまま都会に敗れて尻尾を巻いて逃げるなんて悔しい。

さあ、頑張ろう。
(だから芝居を頑張れよ)



では、また。