ども、トート好きの岡田達也です。



カバンが重かった。

『蜜柑とユウウツ』の台本
それにまつわる関連資料……
例えば
茨木のり子さんの詩集だったり
後藤正治さんのノンフィクションだったり
谷川俊太郎さんの詩集だったり

いつもの芝居の稽古よりも1,5倍増量されている感覚だった。

さすがにお気に入りのトートバッグで持ち歩くには重すぎて
久しぶりにリュックを引っ張り出してみた。
荷物を詰め替えて背負ってみた。
こりゃいい、楽ちんだ。
うんうん、重いときはリュックに限る。

稽古場に向かった。

途中、駅の改札を通過する。
そのためスイカを出そうとする。
背中のリュックをおろしスイカを取り出す。
タッチしてスイカを収め再び背負う。

途中、タブレットで聴いているラジオのチャンネルを変えるためリュックをおろす。
中から取りだして操作をし再び背負う。

途中、コンビニに寄る。
ドリンクを買おうとする。
財布を取り出すためにリュックをおろす。
小銭を払い財布を納め再び背負う。

稽古場に着いた。
リュックをおろしてみた。
背中がビッショリ濡れていた。
汗だくだった。

ああぁぁぁーーーーー!!!!!
いやじゃぁーーーーー!!!!!

これだ。
これなのだ。
僕はこれがイヤでリュックを背負わないのだ。

カバンの中の物を取り出すのにいちいち背中から外すという行為
なんという面倒くささ!
なんという一手間!

背中の汗!
汗、汗、汗!
どんだけ濡れとんねん!

ついでに言えば
ワンショルダーのバッグもイヤだ。
あのたすき掛け。
斜めに引っ張られてなんだか体が歪みそうだ。
おまけに肩も懲りそうではないか。

トートだ!
トートが良いのだ!
圧倒的にトートバッグなのだ!
欲しいものを即取り出せるレスポンス!
スッと肩から外せるスピード感!

が、しかし。
いかんせん思い。
片方の肩で支えるには今の荷物量は重すぎる。

今日、どちらで稽古場に向かおうか朝から悩んでいる。


せっかちな方、同感してもらえますよね?



では、また。