ども、若者改め若造の岡田達也です。



『蜜柑とユウウツ』の顔合わせが行われた。

出演者の紹介の際
『えっとおいらは誰だっけ?』で共演させていただいた小林隆さん(元・東京サンシャインボーイズ)が言った。
「えー、この座組で二番目に若い出演者となりますので、パシリでもなんでもやらせていただきます!」

や、やられた!
先手を打たれてしまった!
僕が自分の中で何となく考えていた挨拶とそっくりじゃないか!

僕が話そうとしていた挨拶はこんな感じ。
「この座組で一番の若造になりますで、足を引っ張らないように頑張りたいと思います。何でも言いつけてください!」

仕方がない。
マイナーチェンジしよう。

「正真正銘、僕がこの座組で一番の若造です!どうか僕にパシリをやらせてください!」

そう。
僕が一番若い。
いわゆる「ぺーぺー」である。

47歳なんて世間では十分におじさんだ。
キャラメルボックスでも男優で言えば西川さんの次となる。
他の演劇の現場でも上の方になってきた。

だが。

『る・ばる』では断然若手だ。
「ぺーぺー」どころか「ひよっこ」だ。
「ひよっこ」どころか「新生児」くらいかもしれない。

実際、読み合わせも心臓飛び出るかと思うほど緊張してしまった。
稽古場を出た後、ドッと疲れていて自分でも驚いた。
その後飲んだ瓶ビール1本で酔っぱらったのだ。
このアル中が、である。
こんな経験久しぶりだ。


冗談めかして書いたが、学ぶべきものがたくさん転がっている現場だ。
松金さん、岡本さん、田岡さん
さらにゲストの木野花さん
テレビや舞台であれほどの活躍をされている方たちばかりが並んでいる。
一緒の現場にいるだけで不思議な気持ちになる。

喜んでパシリを務めさせてもらう覚悟だ。
まずはあんパンと牛乳でも買うとしよう。



では、また。