ども、甘やかせたら日本一の岡田達也です。



先日テレビでやっていたのだが……
バレンタインデーもより複雑化しているらしい。

僕が知っているのは
本命チョコ
義理チョコ
の二つだった。

ところが、今や
友チョコ
(友達に贈るチョコ)
ファミチョコ
(ファミリーマートのチョコではなく家族に贈るチョコ)
世話チョコ
(世話になった人に贈るチョコ)
まで広がっているらしい。

恐るべし、チョコレート業界の戦略だ。

こんな調子なら
絶交チョコ
(口で言う代わりに絶交を伝える)
仲チョコ
(仲直りしたいときに渡す)
など、なんでもこじつけられそうだ。
まぁ、この不況でチョコレート業界も必死なんだろう。

そして何より驚いたのが
自分チョコ
というものが存在するらしい。

「へっ?自分で自分にあげるチョコ?なんじゃそりゃ?」
と、最初は意味が解らずボーッとテレビを見ていた。

要するに“自分に対するご褒美的な意味を持つ”チョコだそうだ。
あぁ、まぁ、それならなんとなく理解できるなぁ、と思ったのだが……
驚きのニュースはその次だった。

現在、チョコレートにかける金額は、本命チョコより自分チョコの方が単価が高いらしい。

ええっ!
そうなの?
そういうものなの?

なんだか、ちょっと、さみしい話だな。
そう思った。

いやいや、決して相手の気を引くのにお金をかければ良いというものじゃない。
そんなことはわかってる。
それよりも今は自分に対するご褒美の方が高いんだな。

そんな事実が僕には不思議だった。

 * * * * *

最近、近所のコンビニに置いてあるビールの品揃えが素晴らしい。
外国のビールから地ビールまでかなり充実している。
けっして安くないそれらのビール。
最初は
「一体、誰が買うんだ?発泡酒なんかより断然高いぞ」
そう思っていた。

今、通し稽古を頑張っている。
それが終わるたびにコンビニに立ち寄っている。
気が付けばワンランク上のビールを手にしている。
そして、自分に言い聞かす。
「うん。オレ、頑張ったもんな。1本くらいいいよな」

あぁ。
そうか。
これか。

あくまでも仮の話だが。
恋する相手にスタバのコーヒーではなくセブンイレブンのコーヒーをプレゼントし
自分は地ビールを飲む。

これが自分チョコなのか……。

納得、納得。



では、また。



追伸

誕生日プレゼント、チョコレートなどを差し入れしてくださったみなさん
本当にありがとうございました。