ども、稽古開始の岡田達也です。



キャラメルボックスの30周年が動き出した。
『クロノス』『パスファインダー』の稽古が始まったのだ。

11時~16時までが『クロノス』
17時~22時までが『パスファインダー』
僕は『パスファインダー』の出演者なので後攻。

そして昨日は読み合わせの後、恒例の親睦会。
差し入れでいただいた大量のビールと日本酒が稽古場に運び込まれて宴が始まった。



手にしているのは一升瓶だが、中身はビールという恐ろしいシロモノ。
こんな楽しくて幸せなビール、初めて見た。


そして飲みながらあることに気付いた。

両作品に出ている西川浩幸先輩は、終日稽古場にいるということになる。
こいつはかなり大変だ。

同じ場所に居続けるだけでもなかなか疲れるものだ。
しかも途中から違う芝居を思考しなければならない。
僕も経験があるからわかるが、集中力を持続させるのはとても難しい。

余談だが――
小学校のときの通信簿に
「落ち着きがなく、集中力がない」
と書かれた。
それを読んだ母親がひどく落胆していたことが忘れられない。


まぁ、先輩は僕と違って泣き言を言わない人なので、黙々とやっていくだろう。
集中力の無さには子供の頃から定評のある自分だけど、先輩の半分の時間しか稽古場にいないのだ。
きっちりやっていこうと思う。

……やればできるはずだ。
……やれるといいな。


にしても。
30周年の節目に、役者頭が、一番大変な目にあっている。

さすがキャラメルボックスだ。
それでこそキャラメルボックスだ。
なんだか笑えてきた。


さぁ、みなさんもこんな日記読んでいないで集中しなされ。



では、また。