ども、寒さが身に染みる岡田達也です。



昨日も書いたが、健康診断の結果は上々だった。

「オレの体には本当に赤い血が流れているのだろうか?」と心配になるほど低かった血圧も正常範囲まで上がり
「マラソンランナーになれば良かった」と思うほどのスポーツ心臓は健在で
看護師さんに怒られながら計った肺活量は基準値より700mlも多く
酒飲みの最大の敵であるγ-GTPも29ととてつもなく低い。
本当に尿酸値以外は文句の付けようがない結果だった。

だが。
数値の問題ではなく気になることがある。

最近、寒さを感じるようになった。

古くからこの日記を読んでいる方はご存じかもしれないが、僕はとんでもない暑がりで「人間湯たんぽ」のような体をしていた。
冬でも掛け布団をけっ飛ばし、朝、なんだか寒いなと思って目を冷ますとベッドの下に布団が落ちているなんてしょっちゅうだった。
稽古中も真冬だろうが「ノースリーブに短パン」というバスケット選手のようなスタイルで稽古していたほどだ。
しかし、今は布団から出るのも勇気が必要だし、稽古中も長袖長ズボンを着用している。
(ちなみに芋洗坂係長は今でもTシャツに短パンで稽古しているが……)


ここのところ東京の気温は冷え込んできた。
愛車の「BMW」と名付けた自転車で稽古場まで通っているのだが、この寒さが身に染みる。

そして昨日の朝。
着替えようと思って引き出しを開けたとき、ユニクロのヒートテックが目に止まった。

……今か?
……このタイミングか?

このヒートテックの保温性はバツグンだ。
経験はないがカンガルーのお腹の中にいるのと同等であることは間違いない。
つまり「一度袖を通してしまうと、毎日着続けてしまう」ほど温かいのだ。

ここで自分を甘やかしてしまって良いのか?
もっともっと寒い日が来るまで粘った方が良いんじゃないのか?
もう一度湯たんぽのような体を取り戻すためには寒さに身をさらして鍛え上げるべきではないか?

僕はその場に立ったまま1分ほど考え込んだ。
その1分の間に体温がどんどん奪われていった。
思わず「さむっ」とつぶやき、ヒートテックを手にした。


来年あたり「もも引き」をはき始めるのではないかと心配している……。



では、また。