ども、神にひれ伏す最高傑作こと岡田達也です。
『駆けぬける風のように』で岡田達也のことを知ったという方はご存じないかもしれない。
こう見えて僕は劇団にいるとき「人類が生んだ最高傑作」と崇められて……、いや、おちょくられている。
なにしろ「人類が生んだ最高傑作」である。
ただ者ではない匂いがプンプンしている。
しかし。
キャラメルボックスには「人類が生んだ最高傑作」を越える存在がいる。
その男の名は『駆けぬける風のように』に出演していた筒井俊作である。
そう、松本良順役(あくまでも本当の役は安芸岳次郎)を演じた丸い彼である。
筒井俊作は劇団で「神」と呼ばれているのだ。
僕の場合はしょせん人類の中での話だが、筒井はもはや存在しているステージが違う。
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先日の名古屋公演でのこと。
東京からやってきた神が朝一で僕に言った言葉がこうだった。
「たつやさん、僕、やっちゃいました! ジャージと間違えてパジャマを持ってきてしまいました!」
……おいおい。
俺たちはあくまでも芝居をやるために名古屋まで来ているのだぞ。
けっしてパジャマパーティをやるためじゃない。
つーか、神さまよ、その格好で楽屋をウロウロしていると入院患者にしか見えませんよ。
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ケータリングで新人の子がカレーを用意すると、みんなこぞって神に報告する。
「筒井さん、今日はカレーですよ!」
すると神は穏やかな笑顔を浮かべて
「カレーは飲み物です」
と答える。
そして神はカレーを召し上がったあとアンニュイな表情を浮かべる。
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神はゴルゴ13を愛読しておられる。
ずいぶん血生臭い趣味だなーと思うのだが、神さまの好き嫌いを僕ごときがとやかく言う資格はない。
しかし……
稽古場でライフルを持っているときにその格好である必要はないと思うのだが……。
おそらく神さま一流の役作りなのだろう。
神の別名は「デューク筒井」である。
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神さまは茶目っ気もある。
このプライベートショットは土屋シオンのマネをされている神と三浦剛である。
けして北極熊とヒグマがドラッグでいかれているわけではない。
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このように、神は、いろんな場面で我々人間に幸せを運んでくださっている。
我々はその恩恵を受けて生きている
とてもありがたいことだ。
これからも活躍の場を広げ、舞台上や楽屋だけでなく、世界を幸せにして欲しい。
神よ、お誕生日おめでとう!
では、また。