ども、逸ノ城フィーバーに湧く鳥取からお届けする岡田達也です。



史上最速のスピードで関脇に上った逸ノ城関。
モンゴル出身なのだが、日本では鳥取にある城北高校という、相撲に力を入れている学校に通っていた。
おかげで今、鳥取の街はちょっとした逸ノ城フィーバーになっている。
今場所の活躍に期待したい。

一方。
岡田達也も帰省しているので、達也フィーバーが起こってもおかしくないはずだ。
しかし。
一向にその気配が感じられない。
どちらかと言えば
「あぁ、ヤバいヤバいヤバい! 岡田さんのところのバカ息子がもどってきたから戸締まりを厳重にしなくては!」
といった警戒態勢が見受けられる。

……おかしい。
駆け抜ける風のように芝居に携わりながら、いつだって鳥取の発展を考え生きているというのに。
県民栄誉賞を受賞する用意はすでにできている。
あとはお声が掛かるのを待つだけだ。
どうしてフィーバーもしないし、受賞もしないのだろう?

ここまで読んで「やはりコイツは狂っているか、もしくはとんでもない勘違い野郎じゃないか!」とお怒りの方もいるかもしれない。

確かに。
大阪でもこんなことがあった。

楽屋を出るときやたらと出待ちのお客さんがいっぱいいた。
「ほほぅ、岡田達也の人気もずいぶん上がったもんだ。それにしても、今まで一人もいなかったのに、どうして急に100人以上の人が待ってくれているのだろう?」
と不思議に思ったら、同じ建物の中でやっていた『オーシャンズ11』に出演している香取慎吾ちゃんの出待ちだった。
どうりで僕が楽屋を出ても100人以上いるお客さんが誰一人、話しかけてこないはずだ。

……
……

僕の視力はかなり良い。
最近、少し落ちてきたけど、それでも両目とも1,5ほどある。
見えないものはない。

僕に見えてないのは現実だけである。



では、また。