ども、まとめてみた岡田達也です。



『NAVERまとめ』なるサイトがある。
よく知らないが、個人が勝手に何かをまとめてネットにアップしているものらしい。
ネット音痴な僕には用事はない。
が、響きは良い。

フム。
ちょっと拝借してみよう。

以下『OKADATATSUYAまとめ』である。
(せっかくなのでそれぞれのコメントに対する僕の感想も加えておいた)


注目まとめ
「今回のお芝居、岡田達也に対する劇団員たちの感想は?」

“うわっ! 顔、塗ってますね! 白っ!”
(実川貴美子)

……終演後に僕の顔を見た一言。
いやいや、申し訳ないがいつもと一緒のメイクだ。
時代劇なのでせいぜい眉毛を濃いめに書いているだけだよ。


“大将、大御所感、だし過ぎでしょ?”
(畑中智行)

けっして僕は北大路欣也さんではない。
「永遠の新人体質」と呼ばれているオレをつかまえて何を言ってるのだ?
その証拠にいつだって一番最初に楽屋入りしている。
そしてみんなが来るまでに楽屋を掃除してみたいなー、と想像をふくらませているのだ。


“若者に混ざって頑張ってるね”
(大森美紀子)

字面だけ読むと励ましの言葉のように思える。
だけど、この言葉を発するときの表情が実にニヤニヤしていた。
そうなると心の声が聞こえてきそうだ。
ま、あえてここでは書かないが。


“一人だけおっさんが混ざってましたね”
(小多田直樹)

……おいおい。
そんなに直接的な表現?
オマエ、後輩だよな?
大森美紀子先輩だって気を遣ってくれてるんだぞ。


“私ごときが言えることなんて何もありませんよ”
(石川寛美)

……この物言いがイラッとする。
先輩が後輩に対して敬語を使っている時点で、おちょくられているのは明白だ。
きっと家に帰ってから「アイツの芝居は――」と文句を言っているに違いない。


“あんたね、今日の日記、間違えてたよ。「わん曲」じゃなくて「わい曲」でしょ?”
(岡田さつき)

……もはや芝居の感想ではない。
日記の誤字に対するダメ出しである。
確かに僕の日記には誤字が多い。
しかし芝居を終えた後に指摘されるても直しようがない。


“達也さん、この前ね、偶然Uさん(二人の共通の友人)に会いましたよ!”
(左東広之)

……ただのプライベートの報告である。
確かに、大事な話題のような気もする。
しかし、まずは先輩に賞賛の嵐をぶつけてから話し始めても良いんじゃないのか?


他にも劇団員たちからいろんな言葉を頂いたが、長くなるのでこれくらいにしておこう。
それにしても。
こうやって並べてみても励ましになる言葉が見当たらないのはどういうことだ?
不安が胸をよぎる。

そんな芝居も、本日東京公演の千秋楽を迎える。
今日も不安と闘いながらしっかりと演じてこようと思う。



では、また。