ども、ギンギラギンな岡田達也です。



『駆けぬける風のように』、東京公演の初日を迎えた。

本当に本当に僭越ながら
僕から見たみんなの感想を書かせてもらう。

陳内将は軽やかで涼やかに舞台の上を駆けている。

遠藤雄弥は無骨な感じとお茶目さがバランス良く両立されている。

加治将樹はすべてのお客さんをこの物語に連れていってくれている。

堀井新太は最高の笑顔で愛嬌を振りまいている。

山田悠介は普段の彼からは想像できないほど格好よく振る舞っている。

土屋シオンは必死で食らい付いている。

前山剛久は大事な役どころを大事に演じている。

そして和田正人は……
昨日の一日で驚くほどの上積みを見せてきた。
喉だってキツイだろうから少しは楽をするかと思ったがガンガン飛ばしていた。
当然、こちらも上げざるを得ない。
バカ正直な座長に付いていくのはとても大変だが、芝居はそうでなければ面白くない。

ひっくるめて言えば
Dのメンバーはとても若くて勢いがある。
そして、そこには、大きな価値がある。
やはり若者の青春を描くなら若者が演じるのが一番だから。
ヤツらはキラキラしていた。

* * * * *

キャラメルボックスのメンバーやネビュラプロジェクトの社員たちもたくさん駆けつけてくれた。
票券の中村友一くんには
「龍馬、格好良かったですよ!」
と言ってもらえた。
嬉しかった。
しかし問題はその後だった。
映像部チーフの庄村拓也くんに
「一つだけ気になったんだけど……。もう少し若めに演じても良いんじゃないのかって」

……
……

庄村くんよ
大きな声では言えないのだが、あれで精一杯若く演じているつもりなのだよ。

そうは見えませんでしたか?
そうはできてませんでしたか?

* * * * *

『駆けぬける風のように』
間違いなく青春群像を描いている。
若くなければ価値がない。

こうなったら若者特有の「キラキラ」ではなく
中年男性の色気、つまりは「ギラギラ」で勝負していこうと思う。



では、また。