ども、気持ちよく帰路についた岡田達也です。



昨日の夜、『涙を数える』のメンバーで東京ドームへ出かけた。

本番中、原田樹里が「生で野球が観たい!」と言いだした。
それを聞いた西川浩幸、岡田達也、多田直人の先輩男優たちが
「うん、生観戦は良いものだぞ」
「球場に足を踏み入れる瞬間がもっとも興奮する」
「ビールの売り子さんは3割り増しで可愛く見える」
「今日の晩ごはんはトンカツにしよう」
など、それぞれが好きなことを言い放ち収拾が付かなくなったため、とにかく一度行ってみようということになった。

行けそうな日をピックアップ。
そして球場選び。
我々の居住区から考えて最も行きやすいのは東京ドームと神宮球場。
頑張って足を伸ばせば西武ドーム、千葉マリン、横浜スタジアム。
もちろん、僕の所有する自家用ジェットを使えば札幌ドームだって福岡ドームだって行ける。
が、試合中に飲酒することは間違いないので、帰り道のことを考慮して電車で行けるところにしようと考えた。
このように熟考を重ねた結果
(本当に本気で考えたのか?)
昨日の夜の試合『日本ハムvsロッテ』のカードを観ることになった。


ちなみに。
多田直人は北海道出身である。
当然『北海道日本ハムファイターズ』のファンだ。
そしてこのメンバーの中に千葉の人間はいない。
よって、みんなで一塁側に陣取ることになった。
(東京ドームはファイターズのホームゲーム扱いとなる)

ここで不安がよぎる……

ご存じの通り、僕は根っからのソフトバンクホークスファンだ。
(だけどauユーザーである。孫さん、申し訳ない)
そして、年に何度か球場に足を伸ばし、応援する。

だが。
僕が球場に行くとホークスは負ける。
ほぼ負ける。
9割負ける。

今年の6月22日のゲームなど最もひどい展開となった。
同じく東京ドームで観戦したジャイアンツvsホークスの交流戦。
2回を終えた時点で7対0の大差でジャイアンツリードとなった。

おおーーーーいぃぃぃぃ!!!!!
なんなんだ、この展開?
しかもよりによって本番を頑張っている自分へのご褒美のためにネット裏の席買っちゃったじゃねーか!!!!!
こちとら6000円も払ってこんな試合を観に来たわけじゃねーぞ!!!!!

……
……
結果10対5でジャイアンツの大勝である。


ここだ。
口には出さなかったが、ここが不安ポイントだった。
「僕が応援したチームは負ける……」

野球初体験の樹里なんか、わざわざネットでファイターズの選手名鑑を見て勉強し、応援する選手まで決めている。
なんと健気で可愛らしい。
できれば気持ちよく応援させてあげたい。

疫病神の自分が試合に影響を及ばさないためにはどうすれば良いのか?
例えば球場にはいるけどずーっと下を向いているとか?
例えばずーっと売り子の女の子から酒を買って飲み続け泥酔しているとか?
例えばグランドに駆け下りて警備員に連れ去られてしまうとか?

……どうしたものか?

そんなことを考えていると“二刀流”大谷選手の2ランが飛び出した。

うおぉぉぉぉぉーーーーーー!!!!!!
地鳴りのように響く歓声!
沸き立つ一塁側スタンド!

僕も思わず立ち上がり多田直人とハイタッチしていた。

その後の試合展開も安心して観ていられるもので、ファイターズの圧勝となった。
生大谷選手のホームランだけじゃなく
両チームともファインプレーが数多く出て
おまけにレフトスタンドの一致団結した素晴らしいロッテ応援団も見られ
とても満足行く観戦となった。


本当に良かった。
気持ちよく帰路についた。

写真はマスコットのBBと。



樹里のお母さんは就寝前にこの日記を読むのが習慣だと聞いた。
お母さん、寝る前にこんなもの読んだら悪夢を見ますよ。
せめて陽があるウチにお読みください。



では、また。



追伸

じゃあ、なぜホークスは負けるのだ?