ども、スローペースを守り続ける岡田達也です。



昨日の午前、時間に余裕があったのでちょっと長めのジョギングに出掛けることにした。
とりあえず10kmのコースを設定してみた。
のんびり、ゆっくり走っても60~70分くらいで帰ってこられるだろう。
旅路の相棒に選んだのは『オードリーのオールナイトニッポン』。
先週録音した番組をiPodにコピーして出発した。


ちょびっとだけだが、陸上の経験がある。
そのとき顧問のT先生が口を酸っぱくして言っていたのが
「長距離を走りたいなら、スピードを上げすぎるな!」
というもの。
素人が走るとき、体の調子が良いと必ずスピードを上げてしまう。
するとはかったように、後半にバテるか、体のどこかに不調(痛み)が現れる。
だから
「持続できて、しかも完走できるスピードを計算しながら、ガマンして走ることを身に付けなさい」
という教えだった。
勝ち負けという結果を伴う競技生活には向かない指導だったかもしれないけど、人生の教訓としては役立つ言葉だった。


昨日ものんびり、ゆっくり走り出した。
うん、雪が降り始めてからサボっていたけど、久しぶりのジョギングにしては上々だ。
これなら10kmくらいあっという間かもしれない。
体も温まってきた。
息も上がっていない。
オードリーも面白い。
良い時間だった。

ところが……。

30分ほど走ったところで右膝に違和感を感じ始めた。
「ん?ちょっと。なんか、気になるな」
この信号は経験上よろしくない。
案の定、それは痛みに変わり始めた。

35分、40分……
ダメだ、これ以上無理しちゃ……
45分くらいのところで、僕はジョギングをやめ歩き始めた。

「先生!スピード上げてもないし、ちゃんとガマンして走っていたのに7kmくらいしか持ちませんでしたよ!どうしてくれるんですか?」
僕は先生の顔を思い浮かべながら毒突いた。

いつもの白いジャージにサングラス姿のT先生が頭の中に現れて言った。
「そりゃ、おまえ、年齢だ。勝てるわけ無いだろう。わっははは」

……くそぅ


しかし、まぁ、これが不思議なもので。
毎日走っているとこの膝の痛みが出なくなる(痛みが出るタイミングがもっと先になる)のだ。
そしてある程度継続しているとピタッと出なくなる。
こんなところにも「継続は力なり」という言葉が当てはまるものなんだなぁ。
あとは先生の言葉を順守していけば、距離ももっともっと伸びていくだろう。

先生、スピード上げすぎないでガマンして走りますよ。
だからいつの日か20kmは行けるように応援しててくださいね。

さーて、走るか。



では、また。



追伸

余談だが。
このT先生、僕が鳥取を離れて数年後、賭博で捕まった。

……先生、賭博はガマンできなかったんですね。



お知らせ

AmebaStudio Reading Room
~アメスタ朗読劇シリーズ~
「5 years after」


20歳の男は苦しんでいた。

そんなある日、見知らぬ男から電話がかかってくる。
男は5年後の自分だと名乗る。
25歳になった男は人生絶頂だった。
そんな中、30歳になった男から電話がかかってくるが…

3人の俳優がお送りする1人の男の人生。

作・演出:堤泰之(プラチナ・ペーパーズ)

出演者:
岡田達也(演劇集団キャラメルボックス)
笠原浩夫(Studio Life)
曽世海司(Studio Life)

放送日時:2014年3月21日(金)19:00~20:00(生放送)

詳しくは下記の公式HPをご覧ください↓
http://studio.ameba.jp/user/ticketBroadcast?stage_id=39

*この放送は生放送です。
*視聴方法などは上記HPでご確認ください。

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