ども、視点を変える岡田達也です。



「物事、行動、発言は見る角度を変えると思わぬ発見がある」という。
その通りだと思うし、またそのことによって大いに誤解を生むこともあるようだ。

昨日の鍛治本大樹の日記を引き合いに検証してみよう。
もう、何度も繰り返されているこの攻防にいささか疲れてきてはいるが、ここでしっかりと訂正をしておかないと、僕はずっと誤解を招いたまま人生を歩んで行かなくてはならない。
それはあまりにも心苦しい。

そのタイトルは『ジャイアンが楽屋にやってきた』というものだった。

……おかしい。
タイトルから何かが狂っている。

(彼の日記を引用しているのでちょっと長くなっているがご容赦いただきたい。以下、「」の中が鍛治本の文章である)

「おはようございます
サンタが街にやってきた風に言ってもちっとも素敵じゃない鍛治本です。

音響の早川さんが、開場前の楽屋に入って来て言った。
「今日、達也が来るんだな」
!!!
来る。
ジャイアンが来る。
ちょっと楽屋がざわつく。
そう、我々は『あなた~』チームが合流しただけで、小刻みに震えるハムスター集団なのだ。
まあ、何、ただの劇団の先輩じゃないか。
心を落ち着かせる」

ジャイアンが来る。
ではなく
劇団の先輩が観にいらっしゃる。
が正解なのではないか?
これは社会常識の域だろう。

「何故かゲストの稲荷さんまでそわそわし始め、台本を開いて台詞を確認する始末。
「稲荷さん、いつも通りバシっとやってやればいいんですよ!」
稲荷さんに言って自分に言い聞かせる。
大丈夫。舞台上は安全だ。
そう。
舞台上はお客さんという沢山の証人がいてくれるので、安全なのだ。
そう、舞台上は」

僕が上演中の舞台の上に上がって暴れ出すとでも言いたいのだろうか?
そんなことをした経験はないし、これからもその予定はない。
それはもはやただの狂った男ではないか。
そんな恐怖を感じるキミが狂っているのではないか?

「ただ、楽屋は違った。
開演30分前に白いダウンコートを着て楽屋に現れた。
顔が黒いのに、ダウンはやたら白い。
に、人間オセロだ……」
「お、おはようございます!!」
ハムスター達の震えた声がこだまする。
何故か稲荷さんは直立していた」

断っておくが僕が知っているハムスターというのは可愛い小動物だ。
まさか、自分たちがそんな風貌をしているとでも思っているのか?
ハムスターに失礼だろう。
鏡を見た方が良い。

「ゆらり、と靴を脱いで、まず、鈴木秀明のお尻にしたたかにローキックを入れる。
(゚д゚lll)!
僕はブログを書く時、顔文字と(笑)は使わないと決めている。
しかし、ゆらりと楽屋に訪れた先輩にいきなりローキックを入れられた鈴木秀明の顔はまさしく(゚д゚lll)!だった。
その後、鈴木は何回もローキックを入れられていた」

ただの挨拶である。

「そして、だらーっと楽屋に鎮座し、
「ねえ、他の楽屋にも挨拶に行った方がいいの?それとも、ここで挨拶に来るのを待ってた方がいいの?」
な、何者!?
「えっと、出来れば挨拶に行ってくださいますか。ご足労すみません」
(出来れば、そのままこの楽屋には帰ってきませんように)
みんなの顔にはゴシック体でそう書いてあった」

ただのジョークである。

「開演10分前。
いよいよ、出演者は舞台へスタンバイを始める。
共演者、スタッフさんに「よろしくお願いします」と挨拶して舞台袖へと向かう。
その段になってもまだ楽屋にいた先輩は、
「なあ、鍛治本。もう飲みに行こうぜ。19時になったら、もういいだろ」
(゚д゚lll)!
何度も言うが、僕はブログに顔文字と(笑)は使わない。
しかし、先輩から驚愕の言葉を掛けられた僕は、まさしく(゚д゚lll)!こんな顔をしていた」

19時と言えば開演時間ではないか。
そんな時間に飲みに行こうなんて言うはずがない。
おそらくは「終演時間の9時」、つまりは「21時」の間違いであったと思われる。
よほど鍛治本は飲みたかったのだろう。
哀しい男だ。

「岡田達也先輩の日記には、男優陣とにこやかに写真に写っている先輩がいる。
男優陣の笑顔は、本物だろうか?
無理矢理笑えと言われた笑顔ではないだろうか?
じっくり検証の程を」

「宣伝のために写真を撮らせてくれないか?」と後輩たちに言った僕の言葉はどこに消えたんだろう?
先輩が頭を下げて頼んだというのに。

どうやら鍛治本は役作りに悩みすぎて混乱をきたしているようだ。
どうかみなさん、劇場に行って鍛治本が役作りできているかどうか、じっくり検証していただきたい。

鍛治本はさておき、少なくともじっきー(實川貴美子)はとても良いです。



では、また。