ども、楽しみにしている岡田達也です。



『ヒトミ』『あなたがここにいればよかったのに』
大阪、名古屋を経て、今日から東京公演の仕込みが始まる。
僕は稽古も観られていないので、非常に楽しみにしている。

とくに『あなたがここにいればよかったのに』は新作でもあり、何の前情報も持っていない。
真っ新な状態で観られるのはちょっとドキドキする。
もちろんチラシは見た。
ちょっと、あれを手掛かりに推測してみよう。



青年は夢見ていた。
歌って踊れるアイドルになることを。
究極の目標は、年を取ってもキラキラしたアイドルでいる少年隊の東山くんだ。
彼は努力した。

ダンスのキレも、髪型も近いところまでは手に入れた。
しかし、どうしても体型だけは東山くんにはなれない。
彼は泣く泣くアイドルになる道を諦めた。
仕方がないので普通の企業に就職することにした。

就職活動にはスーツが必要だ。
メンズスーツAOKIの店舗に入り物色していた。
そこで彼は思い出す。
「あ、この店のCMキャラクターは東山くんではないか!」

彼はちょっぴり嬉しくなり、お店の隅で、鏡に向かって、東山くんばりに、コートを羽織って袖を通してみた。
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、格好つけて。
袖を通した自分の姿を鏡で見た彼は驚いた。

「こ、これは!この体型は!東山くんと言うより、同じくこの店のCMキャラクターを務めている草野仁さんではないか!」

(ここまでが上の写真)

「そうだ!自分には明瞭な滑舌と豊かな声量があるではないか!ならばアイドルは諦めて、アナウンサーを目指せばいいのではないか!草野さん、気付かせてくれてありがとうございました!まずは、あなたみたいな体型に近づけるようにジムに行って大胸筋を鍛えます!」

彼はおもむろにスーツを脱ぎネクタイをゆるめた。

(これが下の写真)

うん。
まぁ、ほぼ間違いないだろう。
9割方はそんなストーリーだと思う。

ただこの場合「あなた」が東山くんなのか草野さんなのかがハッキリしない。
そのあたりは本番を見て確かめてみようと思う。


みなさんも是非サンシャイン劇場へお越しください。

……念のために言っておきますが、上に書いたようなストーリーではないことだけは確かです。



では、また。



追伸

明日からしばらくの間、日記の更新時間がまちまちになると思われます。
ごめんなさいね。