ども、新たな排泄方法に挑む岡田達也です。
「立ちしょん」。
言わずもがな「立ち小便」のことだ。
男の特権……
いや、小学生たちの「どこまで遠く飛ばせるか大会」の行為……
いや、雪の上に上手く文字を書くことを競うための行為……
いや、酔っぱらいの行き着く先……
要は男たちのダメな行為である。
しかし、それは、公共の場で行うからダメなのであって、家の中のトイレでは立ちしょんが普通だ。
……と思っていた。
昨日まで。
ずっと。
昨日、キャラメルボックスの俳優教室の卒業公演を観たあと、照明の黒尾さんと小多田直樹と飲みに行った。
そこで、何の話からかおしっこの話になったのだが。
黒尾さんも小多田も、最近は座っておしっこするというではないか!
えええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!
そうなのぉぉぉぉぉおおおお!!!!!
衝撃である。
戦慄が走りまくりである。
二人とも理由は共通していて、いくら気をつけてても、やはりおしっこは飛び散っているもので、それを防ぐには座るしかない、という結論に達したからだそうだ。
「それって面倒くさくないですか?」
おもわず前のめりで訊いた。
「いやいや、そんなに変わらないよ」
黒尾さんが軽く答えた。
「残尿感がありそうですが……」
「僕も最初はそう思ってましたけど大丈夫です」
小多田がさらりと答えた。
「何がキッカケでそうなったんですか?」
「我が家では、オレがトイレ掃除担当なの。それでね、気付いたっていうか……」
黒尾さんがどこか寂しげにつぶやいた。
「達也さんも試してみてください!」
今日からチャレンジしてみるつもりだ。
だが。
はたして面倒くさいと思わないで続くのだろうか?
立ちしょんは男の勲章かと思っていたが、それを手放しても良いのだろうか?
なんだか複雑である。
では、また。
追伸
『ナツヤスミ語辞典』、とても面白かった。
色あせることもない。
驚くほど素敵なセリフが多い。
あんな作品を成井さんは20代の後半で書いているのだ。
感服。