ども、お礼を申し上げる岡田達也です。



「何か良い酔い止めの方法があれば教えてください」
というお願いに、たくさんのお客さんからメッセージをいただいた。

ありがとうございました。

本当に感謝している。
が。
いかんせん幅広く、バリエーションとウィットに富んでおり、何をどう実践して良いのかが判断できない。

とりあえず、いただいたご意見を検討してみたいと思う。


まず、事前の準備として……

・三半規管を鍛えておく

今から新体操でも始めろということか?
はたしてそれで間に合うのか?
この理屈でいえば内村くんは車酔いしないのか?

・前日は睡眠を十分にとる

飲酒さえいきすぎなければ可能かもしれない。
悪夢さえ見なければ、という条件付だが。

・「シーバンド」を購入する

船酔い防止の手首に巻くバンドらしい。
これが乗り物酔いに効くそうだ。
そういえば昔「ジーボンド」の匂いを嗅いでいたら母親にひどく叱られたことがある。
脳みそが溶けなくて良かった。

当日は……

・胃に湿布をはる

どちらかというと腰に張りたい。

・早めに起床し、体操などで体をほぐす

フト思ったのだけど。
今でも小学生は夏休みにラジオ体操をやっているのだろうか?
なんであんなにハンコを押してもらいたかったのだろう?
なんでみんな首からカードをぶら下げていたのだろう?
あ。
関係ないか。

・服装は体を締めつけるものは避け、ゆったりとしたものを着る

僕が今まで着た中で最もゆったりしているのがニワトリの着ぐるみだ。
しかしあの衣裳でバスに乗るのは迷惑以外の何ものでもないと思うのだが。

・においの強い持ち物は避ける

自分自身のオヤジ臭はどう処理すればいいのかがわからない。

・空腹・満腹での乗車は避け、消化の良いものを腹八分目まで

吉野家で「朝定食」ではなく「頭の大盛り」を頼む予定だ。

・あらかじめ酔い止めの薬を飲んでおく

製作部の小森くんが『トラベルミン』を用意してくれる予定なので、僕自身は梅仁丹を用意しておこうと思う。
ちなみに鍛治本大樹には『救心』を用意させるつもりだ。

・アルコールをとる

素晴らしい。
実に素晴らしい。
先に酔ってしまえば車には酔わないという理屈だ。
これしかないという気もする。
仕方がないのでポケットの中にウィスキーを忍ばせておこうと思う。
鍛治本大樹には『大五郎』の2,5Lのボトルを持参させよう。

・乗り物酔いになりにくい席を予約する。バスの場合は車両前方の進行方向がよく見える席。ただしタイヤの上は避ける

ツアコンがそんなことしていいのだろうか?
車両前方で前を向いたままのガイドを、はたしてお客さんは許してくれるのか?
多少の疑問が残る。

・暗示をかける。「酔うかもしれない」と不安にならず、「絶対酔わない」と自分自身に暗示をかける

初代・引田天功の「あなたは3秒で眠くなります」っていう催眠術、子供心にすごいと思ったなぁ。
二代目はできないのだろうか?

そして……

・もしも酔って気分が悪くなったら、股間に冷水をぶっかける

荒技だ。
つーか、車内でそんなこと可能なのか?
新潟に着くころには、僕は「おもらしくん」の呼び名を欲しいままにしているだろう。


うん。
これで大丈夫だ。

……と思う。



では、また。