ども、思った以上に和風ホストクラブの評判が高く嬉しい限りの岡田達也です。



やってみたかったな……


さて。
またいつもの季節がやってきた。

我が家の近所のセブンイレブンが『おでん70円セール』を始めた。

ダメだ。
そいつはダメなのだ。
コレが始まると毎夜おでんを買ってしまう。
ともすると満腹でも買ってしまう。
だって美味しいのだ。

今、コンビニのすべての食品の味は飛躍的に伸びていると思うが、セブンイレブンのおでんに関しては他の店の追随を許さないぶっちぎりの独走状態である。
それが70円で買えてしまう。
幸せはできるだけ安く手に入れたい僕としては
(けっしてケチなのではない。あくまでもポリシーなのだ)
コレが始まると自然と顔が緩んでしまう。
昨日も当然のごとくおでん売り場に向かった。

僕の通うセブンイレブンにはベテランアルバイトさん(男性)がいる。
身長は180cmをかるく超え、おそらく体重は120kgはあるだろう。
その体格と、その顔から、僕は密かに「栃東関(現・玉ノ井親方)」と心の中で呼んでいた。

僕がおでんを選んでいると、その栃東が近づいてきて僕に声をかけてきた。
そんなの初めての経験である。

「すみませんね。結構売れてしまって種類がすくなってしまって」

そんなのは仕方がない。
それにまだまだ美味しそうな具材は残っている。
僕は
「いえいえ。まだ十分美味しそうなものがありますから」
と笑顔で返した。

すると彼はそれが嬉しかったのか、聞きもしない驚きの事実をしゃべり始めた。

「70円セールになるとね、高いものから売れていくんです」

「えっ!そうなんですか!」

「はい、とてもわかりやすいですね。まずはダントツでロールキャベツとソーセージです。次に餅巾着。基本的には120円オーバーの商品から売れます(笑)」

「へぇー」

「昆布は……、売れませんね(溜め息)」

「……そうでしょうね」

「ロールキャベツもソーセージも無くてスミマセン」

確かに。
僕もその二つは大好きで、あれば必ず買ってしまう主力商品だ。
しかし、決して高いから買っているわけではない。
あくまでも「好き」だからだ。

しかし。
どうやら僕がおでんを買うとき
「こいつも高いものから買ってやがる。貧乏根性丸出しだ」
と栃東関に思われていたということなのか。

く、悔しい。
偶然の一致なのに。
でも、やっぱり、ロールキャベツとソーセージは外せない。

んー、今後のおでんの購入、どうすれば良いのだろう?
悩みどころだ。



では、また。