ども、台風の目になりたい岡田達也です。



え?
意味が解らないって?

いやいや、ちょっとすごくないですか?
「演劇界の台風の目こと岡田達也!」なんて紹介されるの。
いつまでたっても「ラクダにのった王子さま」じゃ、ちょっと柔らかい感じでしょ。
だけど「台風の目」とか「嵐を呼ぶ男」とかハードな印象がしてね。

そういえば昔、ヴェルディの武田選手がフライデーされたとき「六本木のナイトストライカー」ってタイトルだった。
絶対に付けられたくないと思ったっけ。
(付けられる心配もないけど)

あ。
「台風の目」も「嵐を呼ぶ男」も冗談ですよ。
今、まさに関東地方が台風の中心にいる感じなのでつい筆が滑ってしまいました。
ごめんなさい。

* * * * *

「嵐を呼ぶ男」と聞くと石原裕次郎を思い浮かべるのが正解なのだろうが、僕の場合ピンク・フロイドの『吹けよ風、呼べよ嵐』を思い出してしまう。
僕は別にピンク・フロイドのファンではない。
しかし、この曲には思い入れが深い。

これ、プロレスラー、アブドーラ・ザ・ブッチャーの入場テーマ曲と言えばぴんと来る人もいるだろうか?

ん?
ブッチャーがわからない?
ジャイアント馬場さんの永遠のライバルで
んーっと、額にいっぱい傷がある黒人の太っちょレスラーで
テリー・ファンクの腕をフォークで滅多刺しにした人で
たまに口から火を噴いて相手レスラーや観客の度肝を抜いてた人で
おかげで「黒い呪術師」ってキャッチコピーで活躍してた人で

あぁ、これじゃ何もわからないか……。
まぁいいや。

とにかく。
彼が入場するときにこの曲が流れるのだけど、それが、とても、よくお似合いなのだ!
この曲のインパクトたるや、子供心に「なんて恐ろしい!」と思ったことか!
冒頭20秒ほど風の音が流れたあとに、♪デンデンデンデンデンデン……とたいそう不気味なベース音が鳴るインストなのだが、これが、また、おどろおどろしくて良い。


僕は小学生時代からオヤジの影響で大のプロレス好きになっていた。
鳥取にプロレスが来るたびに、必ず二人で観に行った。
そして、今思えば贅沢な話だが、レスラーの入場テーマ曲のシングルレコードを何枚か買ってもらっていた。

そのウチの一枚が、この『吹けよ風、呼べよ嵐』だった。

* * * * *

あぁ、もう少し続きを書きたいのだけど大阪に行く準備をしなくては……。
残念だけど今日はここまで。



では、また。