ども、ユーティリティプレイヤーを目指す岡田達也です。



ネットのニュースで見つけた記事。

「ホークス歴代ベストナイン決定!」

ソフトバンクは30日、球団創設75周年記念企画としてファン投票によるホークス歴代ベストナイン「LEGEND HAWKS」の結果を発表した。

▽先発=杉浦忠

▽中継ぎ=藤井将雄

▽抑え=ペドラザ

▽捕手=野村克也

▽一塁手=小久保裕紀

▽二塁手=桜井輝秀

▽三塁手=藤原満

▽遊撃手=浜名千広

▽外野手=秋山幸二、広瀬叔功、佐々木誠

▽指名打者=門田博光

(以上敬称略)


野球に興味のない方にはピンと来ない話かもしれない。
いや、野球が好きでもホークスが好きでなければどうでもいい記事だ。

さらに言えば、見られるはずもない(結成されることのない)チームを、半世紀以上の年月を跨いで、選手を選考する、なんてナンセンスなことかもしれない。

でも。
だけど。
やっぱり夢がある。

スポーツはあくまでもプレイを見せる(魅せる)ものだ。
それは重々承知してるけど、そこに付随する「○○だったら、○○していれば」を、たくさんたくさん語れるジャンルだと思う。
いや。
逆に言うと語らせた方がより魅力的だと思う。

叶うはずもないチームのことを考えて一喜一憂する。
こんな馬鹿げたことができる幸せ。
それこそがスポーツの魅力の一つなんじゃないかな、なんて思うのだ。

* * * * *

演劇にも「たら、れば」は存在する。

「あそこの話の展開がああだったらな」
「あの役をあの俳優さんがやっていればな」

ひょっとすると、聞く人が聞けば不快に感じることがあるかもしれない。
でも、それで良いのだ。
どんなことでもいい。
芝居を観終わった後にいっぱい語ってもらえたほうが幸せだ。

何も語ってもらえないというのは関心がない、ということ。
芝居をやっててそんな寂しいことはない。

* * * * *

僕がホークスファンを宣言したのは6歳(小学校1年生)の時。
その2年後。
父親がサインをプレゼントしてくれた。
それが上にも名前が挙がっている桜井輝秀選手のものだった。

とても嬉しかった。
嬉しかったのだけど、鳥取という田舎で、一体どうやってあのサインを手に入れたのか?
子供心に不思議でしょうがなかった。

「ひょっとするとこれはお父さんが書いたものでは……」と頭を悩ませたのは良い思い出だ。

* * * * *

口にしてもらったり、想像してもらったり
褒めてもらったり、けなしてもらったり
そんなふうに楽しんでもらえる芝居をやってます。

あと2日。
お待ちしてます。



では、また。



追伸

僕は遊撃手のところ、川崎選手を推すなー。