ども、靴が濡れるのが大嫌いな岡田達也です。



一昨日あたり気温がグッと上がった。
ほほぅ、春はそこまで来ているのか
なーんて思ってたら今朝は銀世界。
まだまだ2月の天気だ。

今日は雪を踏みしめて稽古場へ行く。
靴が濡れてしまうのはちょっと苦手だ。

* * * * *

中学入学のときの身長が144cm
そして卒業のときの身長が169cm
3年で25cmの成長を記録した。
それほど急に大きくなると「成長に追いつかず関節が痛い」なんて話を聞くけど
僕はそんなことはなかった。
ただ、大きくなったのは身長だけではなかった。

入学時、23.5cmだった足のサイズが
卒業時、26.5cmまでデカくなりやがった。
1年で1cmのペースだ。

中学1年の時、スノーシューズを買ってもらった。
色気付いてきている年頃で
「長靴なんてカッチョワルいもの絶対いやだ!スニーカータイプのスノーシューズがいい!」
なんてクソ生意気なことをぬかして高いものを母親に買ってもらった。

翌年の冬。
去年買ってもらったスノーシューズが入らない。
「あれ?なんで?」
あ。
足がでかくなってるんだ……。
雪が降り積もる鳥取では冬靴は必需品だ。
母親に相談した。
「靴がキツイから新しいのを買って」
母親は目を丸くして
「去年買ったのがあるでしょ!そんなに急にきつくなるわけないじゃない!」
そう答えた。
気持ちは分かる。
だが、事実なのだ。
僕は無理矢理足を突っ込み、いかに靴が小さいかを説明した。
「……あ、本当だ」

1年後。
「……靴がキツイから新しいのを買って」
「……また足が大きくなったの?」
「うん、まあ、そうみたい」
「あのね、昔からこんな言葉があってね。『バカの大足 たわけの小足』って」

母親は「これ以上成長するなよ」という釘を僕にさしつつ
新しいスノーシューズを買ってくれた。
ちなみに。
今の僕の足のサイズは27.5cm。
実に良く育った。


雪が降るたび思い出す靴のお話。

* * * * *


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