ども、数年前に年末ジャンボ宝くじで1等の組違い賞を当てたことがある岡田達也です。



昨日、母・秀子さん(実名)と車に乗っていた。
久しぶりに2人で話をしていた。
話題の入り口は父親が最近購入した補聴器だったと思う。
が。
話題というのは展開する。
何がどういう流れでそうなったのかは覚えていないが
気が付けば日本経済の話になっていた。

岡田親子が日本経済を憂いている。

我々2人の脳みそでは
現在行き詰まっている雇用問題や
不安山積みの年金問題を解決するのは難しい。

そんな話をしている中
秀子さんがこんなことを言い出した。
「今年は年末の宝くじの当選金額が大きいんでしょ?」

突然の質問に?マークいっぱいのまま答えた。
「うん。1等が4億円で前後賞合わせて6億じゃなかったかな?」

このあと驚くべき理論が展開された。
「私思うんだけど、その金額を下げて、もっと多くの人に当たるようにできないもんかな。例えばクジを買った人の5人に1人が3万円当たるとか。何も6億円独り占めしなくても良いじゃない。みんなみんなに少しずつで良いからお金が行き渡るの。その方が幸せじゃないかな?でも、それじゃ、宝くじの意味ないかな?」

す、すごい
宝くじの存在価値を根本から覆すような意見だ。
それでは「宝くじ」というより「子供手当くじ」と名付けた方が良いではないか。
だが。
笑いながらではあるが
彼女は何度も「私、本当にそう思うわ」と繰り返した。

ひょっとすると彼女は6億円当たっても
そこから3万円だけ頂戴して
残りの金額をご3万円ずつ配ってしまうかもしれない。

秀子さん、面白い。

ただ一つの心配は……
僕には3万円をくれないんじゃないか、という点だ。



では、また。