ども、どなたかにご教授していただきたい岡田達也です。



帽子屋に行った。

決して
最近薄くなってきた頭髪をかくすためではないし
最近めっきり増えてきた白髪をかくすためではない。
あくまでも
純粋に
ファッションとして帽子を欲しいと思ったのだ。

その駅構内にある帽子屋は賑わっていた。

僕は
温かいニット帽をかぶり
(耳も温めてくれるコイツは冬には欠かせない)
マジシャンのようなハットをかぶり
(残念ながら鳩を出す技術がないので購入しないけど)
可愛らしいチェックのハンチングをかぶり
(40過ぎた男が可愛らしいのもどうかと思うが)

このように
次から次へと帽子をかぶり
買い物を楽しんでいた。

そのとき。
僕の後ろを2人組の女の子が会話しながら通過した。

A子 ねぇねぇ、見て見て!これ可愛くない?
B子 わっ!本当だ!しゃれおつ~!

……ん?
……しゃれおつ?

それってひょっとして
「おしゃれ」をひっくり返した
言わば業界用語的な読み方なのか?

でも、それならば
「れおしゃ」とか
「れゃしお」とか
(どう読むのだ?)
が正解ではないのだろうか。

2人組の女の子と書いたが
正確には女子高生だった。
つまり
現代用語の使い手としては最先端を生きている人種だ。

そんな子たちが使っている「しゃれおつ」。
それはたまたまなの?
それとも市民権を得ている言葉なの?

どなたかご教授いただきたい。
場合によっては
僕も明日から街に出て
「あー、この帽子はしゃれおつだな」
なんて独り言を呟いてみよう。



では、また。