ども、チラチラと日本シリーズを見ている岡田達也です。



ハッキリ言う。
個人的にはCSの制度、大反対なのだ。
終盤の消化試合を減らしたいという狙いも分かる。
だから
そのようにルールが設定されている以上、それに従って応援し楽しんでいる。
だが
やはり日本シリーズというのは「ペナントを制したチーム同士」で覇権を争うのが正しい姿だと思うのだ。
そういう意味では、今年、ジャイアンツとファイターズが勝ち上がってくれたのは本当に嬉しいし「こうでなくては!」と思いながら楽しんでいる。

* * * * *

今シリーズの第2戦の試合中、こんなシーンがあった。

(以下、日刊スポーツより抜粋)
緊迫の東京ドームが笑いに包まれた。巨人阿部慎之助捕手(33)がマウンドに駆け寄り右手を広げた。「バカッ、お前!」。駄々っ子を黙らせるように、沢村拓一投手(24)の頭を、いきなりひっぱたいた。
(中略)
セカンドへけん制球のサインを見落としていた。公開パンチは目を覚まさせる荒療治。沢村は「あってはならないです」と猛省し、阿部は「やるべき事をやってなかった。1点を争う試合なんだから」と振り返った。
(ここまで)

* * * * *

2004年、『ブラック・フラッグ・ブルーズ』というお芝居の初日。
ブレイン・シップが宇宙海賊乗っ取られるシーンで
(こう書くと何の芝居だか分からんな……)
ちょっとしたミスがあった。

人数が多いシーンだったということもある。。
しかも初日と言うこともあってみんなの緊張もあったのだろう。
動線が乱れてグチャッとした絵になってしまった。
それはホンの一瞬の出来事で、お客さんには絶対に分からないレベルではある。
が、とにかく小さなミスが起こった。

フム。
「序盤のシーンでこれではこの先が大変かも」
そう思った僕は移動のどさくさに紛れて阿部丈二に小声で囁いた。

「なにやってんだおまえ、なにやってんだおまえ、なにやってんだおまえ」

小さく。
3回。

怒っていたわけではない。
逆に初日だからこそ楽しんでいた。
で、ついついテンションが上がっていたのだろう。
「ちょっと余裕のあるところを見せておくか!」
そんな余計なことを考えたのだ。

みんなを落ち着かせるために。
みんなにちょっとずつ声をかけよう。
その手始めが側にいた丈二だった。

数年後、丈二に言われた。
「初舞台の舞台上で先輩に「なにやってんだおまえ」って3回繰り返されたらしびれますよ」

え?
そうなの?
冗談だって分かるように、わざと3回繰り返してみたんだけど……。

「それを汲み取れる人はまずいないと思います」

あれ?
だって、普段のオレはそんなこと言わないじゃん。

「舞台上ですよ。逆に本気かと思います」

ゴメンね、丈二!
真逆の意図だったんだ!
落ち着かせようとおもっただけなんだ!
だけど。
丈二の言うとおりで、そんな言葉、ご丁寧に3回小声で繰り返されたら冗談には聞こえないね。

慎之助くんのポカリみたいに分かりやすい方法があれば良かったのにな……。

* * * * *

さて。
ホークスファンとしては、もちろんファイターズを応援させてもらいます。



では、また。



追伸

昨日、アメブロがメンテナンス中で更新できませんでした。
ゴメンナサイね。