劇場入り

ども、寝不足の岡田達也です。



いやー、やっぱりオリンピックは面白い。
元々スポーツは見るのもやるのも大好きだけど
オリンピックに関して言えば
そういうレベルとは別次元の魅力をまとっている気がする。
勝手な想像だけど
自分みたいにスポーツ好きだ！という人でなくても
「オリンピックだけは別！なんだか燃えるのよ！」
という人も大勢いるのではないか。
きっと「日の丸」のユニフォームがそう思わせてくれるのだろう。
選手のみなさん、悔い無き戦いを！

それにしても。
昨夜は柔道、体操、卓球と地上波３局のザッピングは大変だった。
こんなにテレビを見ない自分が釘付けになっている。
眠さが津波のように襲ってくるのだが。
これ、本番に支障はないだろうか？
ちょっと不安だ……。

＊　＊　＊　＊　＊

今回の芝居
練馬にある江古田ストアハウスというところで稽古していた。
その稽古場はビルの５Ｆにあった。

５Ｆである。
日本語で書けば五階である。
普通のビルの５Ｆだ。

何故にエレベーターがないのだ？

そりゃね、あなたね、もうね、
毎日毎日、そのビルの入り口に到着するたび
「あぁ、今から登るぞ……」
とマッキンリー登頂と同等の覚悟を決めなければ
（登ったことは無いのであくまで想像だけど）
階段を登ることができないほどの試練だった。
いや、僕はまだいい。
言うても44歳というヒヨッコ中年だ。
山路先輩は58歳。
筋金入りの本物中年だ。
先輩は稽古場に到着するたび
「ブフハァーッ」とドデカイ溜め息をついていた。
このように山路さんをはじめ我々出演者は
この稽古期間でかなり足腰の鍛錬が成されたと思う。
芝居にもその粘り腰を利用していこう。

今日から劇場入り。
紀伊國屋ホールは４Ｆにある。
楽屋口にいたっては５Ｆだ。
もちろんエスカレーターもエレベーターも完備してある。
しかし、僕は階段で通う覚悟をしている。

＊　＊　＊　＊　＊

で。
そんなビルの１Ｆにあるのが立ち飲みの串カツやさんの『龍馬』。
稽古帰りに何度か立ち寄りお世話になった。
小柄で愛嬌の良いお母さんが１人でやっている安い美味いのお店。

そのお店に張り紙が……。



お母さん。
気持は分かるけど「三周記念」はどうだろう？
何が３周まわったのだ？
「年」はどこに行ったのだ？

あ、いやいや。
達也汁のポストカード撮影でもお世話になったので宣伝をしておこうと思ったんだけど……。
お店の全景よりもこっちの張り紙が面白くて撮っちゃった。
お母さん、許してね。
江古田近辺の方、気軽に立ち寄れるのお店なので是非。



では、また。