ども、残念な男こと岡田達也です。



7月7日、七夕の朝、人間ドックへ向かった。

あれから3週間
稽古に没頭し
アルコールに没頭し
オリンピックを心待ちにしながら日々を送っていた。

一昨日、検査結果が郵送で送られてきた。

他はいい。
大丈夫だ。

脇腹に肉は付いているもののBMIだって基準値内だ。
視力だって老眼が始まってはいるものの両方1,5だ。
血圧だって低いけど基準値だ。
胸部X線も問題ない。
エコーも胃カメラも肝臓も血液検査も大丈夫だった。
44歳とは思えない素晴らしい数値を叩きだしている。

問題は……、尿酸値だ。

昨年の診断で8,4を記録し(基準値は7,0以下)
お医者さんに
「あなた痛風になったらお芝居なんてできませんよ」
と脅しをかけられ
それからの4ヶ月間、修行僧のような生活を余儀なくされた。
ビールは1日1杯まで
しかも1週間のうち3日まで
それ以外は酎ハイかハイボールのみにし
日本酒、紹興酒はたまにしか口を付けず
かつおぶし、干物、魚卵
それから
カツオ、マグロ、エビ、イカ、レバーなど
大好きながらプリン体の高い食べ物は避けて生きてきた。

そんな苦行を乗り越えての4ヶ月目
ドキドキの再検査で見事に6,2という数値を記録し
岡田達也の本気度を見せつけることができた。
前々からうっすら感じてはいたが……
やればできる男なのだ。
ただ、やらないだけなのだ。

僕は震える手で報告書をめくった。

尿酸値 7,5

……。
……。
再び基準値をオーバーしている。


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昨日稽古終わりの飲み会でその話をしたら
「おう、7.5か。厳しいな。オレも7.7くらいまで行ったんだよ。今はいくつか知らんが」
と慰めてくれた大先輩。
58歳とは思えない心と体で芝居をやり続ける山路さん。
こんな風になりたいのなら再び摂生するべきなのだろうが。
でも、このオジサン、何の摂生もしてないんだよな……。

ああ、悩ましい生活が再び始まった。



では、また。