ども、小学生のときの通信簿に「落ち着きがない」と書かれたことがある岡田達也です。



(昨日の続き)

台本がラーメンにすり替わっている。
しかし、空腹を満たすのも大切なことだ。
お腹が空いたままでは集中力が欠けて何も覚えられない。
とりあえずラーメンを作り食べる。
美味い。

すると……。
厄介なもので、満腹になると眠気が襲ってくる。

おや?
部屋を見渡すと白いベッドが置いてあるではないか!
ホテルのベッドとは違い、自分の家のベッドはスプリングの固さといい枕の高さといい完璧に仕上げられてる。
熟睡できる。

熟睡の前に熟考する。

今眠っていいのか?
そのしわ寄せは必ず来るのではないか?

うん。
ダメだ。
それを選んではイケナイ。
ココは自分にムチを入れよう!
家を離れるのだ!
家の中にいるからダメなのだ!
外だ外!

台本を持って外に出る。
我が家の近所にある公園に行ってみる。
ああ……。
公園内にある2つのベンチは満席だ……。
残念だがここでは覚えられない。
仕方がない。
とりあえず歩こう。

おや?
コンビニがあるじゃないか?
今日は週刊文春の発売日だったような気がする。
よし、チラッと覗いてみるか。
フムフム、今週はこんなラインナップなのね。
イマイチ食指が動かないので買わないことにしよう。

お!
アイスクリームコーナーにハーゲンダッツの新種が置いてあるぞ。
こいつは興味津々だ。
早速買って食べてみよう。
レジに持って行き小銭を払う。

溶けないように足早に家に帰りアイスを食べる。
う、美味い。
さすがにハーゲン(そんな略し方する人はいない)、いい仕事をしてる。

あれ?
自分は何をしてるんだっけ?
アイスが食べたかったんだっけ?

……。

あ!
台本を覚えるんだった……。


これが、僕が台本を覚えるときの通常パターン。
うん。
実によく書けている。
嘘偽りのない僕の姿だ。

逆に言うと、これらの誘惑と戦って(基本的には全敗ではあるけど)
よく本番に間に合って覚えられてるものだ。
感心、感心。


はい。
みなさんがお好きなだけ突っ込んでくださいませ。

さ、とりあえず台本を開いてみよう。



では、また。