ども、鏡前を逆転させた岡田達也です。



コバさん(小林さん)についてはたくさん語ってきた。
が、もう一つだけ書かせて欲しい。

コバさん、何はともあれ右側に寄る。

「ん?何それ?」という疑問を抱かれるだろう。
読んで字の如く、徐々に右側に移動する妙なクセがあるのだ。

飲み屋で筒井の左側に座ったコバさん
話をしているウチに筒井のスペースがドンドン狭くなっていた。
191cmが圧迫し始めているのだ。
そしてついには
トイレに行って戻ってきた筒井の席は完全に消失していた。
つまりは一人分まるまる右側に移ってしまったのだ。
もちろん、わざとではない。
悪気もないのも分かっている。
だが、かなり厄介だ。

サンシャイン劇場での鏡前の並びは
左から
コバさん、僕、近江谷さん、アニキ(川原さん)だった。
お分かりだろう?
この場合、被害者は僕になる。
鏡前は地続きのため
まずはいろんな物がどんどん右に寄ってくるのだ。
ジェル、ドーラン、空の緑茶のパック、空のペットボトル、空のメガシャキ
いろんなゴミが……
いや、コバさんにとっては必要不可欠な物が僕の領域を侵攻し始める。
そして最後には本人が制圧にやって来る。
たまらず僕は鏡前にガムテープを貼り付けて
「コバさん、この線から出ないでください」
と念押しした。
「ココからこっちに入るなよ!」
こんな発言、小学生以来だ。
まさか、死ぬまでに、
真顔でこんな発言をする日が再びやってくるとは思わなかった。

そんなこんなで男楽屋で出された結論は
「大阪では鏡前の並びを逆転させよう!」だった。
そうすればコバさんの右隣は壁になる。
誰にも被害が及ばない。
僕はみんなにそう宣言した。
(もちろんコバさんにも)

昨日、楽屋入りしたコバさんは唖然とした表情を浮かべ吠えた。

「ちょっと!なんでこの並びなんですか!逆にしましょうよ!」

……。
だから、東京で言ったでしょ?
みんなで話したでしょ?
逆にするって。

「僕、川原さんのところが良いな!川原さん、まだ来てないですよね?いまのウチに入れ替えるって言うのは?」

……。
この並びにすることは川原さんも承知だから。

「でも、この景色を川原さんはまだ見てないですよね?だったら今のウチに!」

……。
キミは子供か?

「じゃあ、あのサンシャイン劇場での並びは何だったんですか!」

しかし驚いた。
こんなに嫌がるなんて。
この手こずる恐竜をみんなでなだめすかし、何とか決めた場所に座らせた。


関西のみなさん
もしも、ラストシーンの暗転開けでコバさんがやや暗めに見えたなら
それは
彼が決められた立ち位置よりもやや右側に寄っているのだな
と理解していただきたい。

それにしても。
コバさんの右側には何があるのだろう?

* * * * *

さて。
関西のみなさん、お待たせしました。
本日初日です。
今日と、月曜日がお客さんが少なめです。
悩んでいる方は是非!
みんなでコバさんの右側を確認しましょう。



では、また。



では、また。