ども、抜かれた岡田達也です。



以前にも書いたが
僕は白髪を抜くのが大好きだ。
年齢の割に少ない方だと思うが
それでも髪の毛をセットしたりするとポロッと白いヤツが顔を出す。
そうなるといてもたってもいられない。
やっつけたい!
始末したい!
文字通り
「根こそぎ退治してやりたい」
という気持になり白髪退治に乗り出す。

毛抜きをスタンバイし
白髪のあった辺りを探索する。
近辺にある黒髪を上手くかき分け白髪だけを手にする。
そうして注意深く毛抜きで挟み、一気に抜く!

うーん、満足。

これがやめられない。
よく
「白髪を1本抜くと3本生えてくる」
とか
「白髪は抜かないで切った方が良い」
などと言われるが
それでは我慢が出来ない質だ。
根こそぎだ。
根絶やしだ。
抜けるだけ抜く。
そうすることで得られる精神的満足感は他では味わえないものがある。

昨日も楽屋で白髪を見つけた。
しかしコイツの生息地点が頭頂部だった。
どうにも上手くつかめない。
白髪だけをつかみたいのだが他の黒髪が邪魔してしまう。
四苦八苦していると……。
三浦剛がニヤニヤしながら寄ってきた。
「あ、髪の毛抜くんですか?お手伝いしましょうか?」
この男、僕より若いのだが髪の毛に関する将来的な展望は悲観的なところがある。
だから髪の毛の量が無駄に多い僕の頭が気に入らない。
僕は身の危険を感じたが
「抜くのは白髪だけで良いからな」
と念を押して毛抜きを渡した。

確かにこの日記でも三浦剛のことはたびたびイジメる。
楽屋でも酷い仕打ちもする。
だが、そんな程度だ。
(オマエのその解釈が問題だ)
だから信用したのだ。

「あった!これですね」
彼はゴソゴソしながら髪の毛を掴んだ。
「抜きますよ!せーの……」

ブチッ!

いてっ!
白髪特有の気持ちいい感じではない。
なんだか痛い。

「あ!ごめんなさい!黒い髪だった(爆笑)」
「てめぇ、わざとやりやがったな!」
「違いますよ!本当ですよ!(爆笑)」
「なんで掴み間違えるんだよ!」
「あれ、おかしいな(爆笑)」

もう、絶対にわざととしか思えない。
ヤツは僕の髪の毛を薄くしたくてたまらないのだ。
完全に人選ミスだった。
明日は筒井に頼もう。

必ず三浦の髪の毛を3本抜いてやる……。



では、また。