ども、メガネ男子に憧れたことがある岡田達也です。



今って「メガネ男子」って呼ばれる人種がいるんでしょ?
ま、要はメガネをかけているってだけのことでしょ?
あれ?
さらに「男前でなければならない」みたいな括りがあるのかな?
(よく把握できていないらしい)

* * * * *

僕は視力の王様だ。

……え?
「何だ、その表現は?」って?

僕は誰よりも視力が良いのだ。
ずーっと良い。
子供の頃から良い。
視力で不便を感じたことがない。
今、齢44歳にして視力検査では1,5~2,0の間をさまよっている。
だから王様だ。

……え?
「勉強したことがないのか?」って?

通信簿に「岡田くんはやればできる子なんですけど」と何度書かれたことか。
先生の言葉を裏返せば
やらなかったということだろう。
だから視力が良い可能性はある。

……え?
「テレビゲームをしたことがないのか?」って?

我が家は人並みの暮らしが出来る家庭だった。
だからきっと小遣いを貯めれば買えたかもしれない。
しかし、パチンコ屋に連れて行かれ
父親のために玉を拾う生活を送っていた僕にはゲームをやる時間がなかった。

……え?
「パチンコ台を見つめていると視力が落ちるはずだ」って?

それは今のギミック全盛のパチンコ台のお話。
昔の羽モノはそこまで派手ではなかったの。
もちろんフラッシュとか頑張っていたけど今の比じゃない。

……え?
「田舎だから遠くの景色を眺め続けて視力が良いんだろう?」って?

鳥取をバカにしてるのか!
しかし
それはある。


何にせよ。
乱視も持っていない。
(頭の中はかなり乱れているが)
いつだって、どこだって、何だって見えて生きてきた。



つづく