ども、毎朝起こされる岡田達也です。



その1
うっとりするようなステキな女性が「たつや、朝よ、起きて」と耳元で囁く。
目が覚めると同時にうっとりタイムだ。
うん。
非常にベタだが悪くない。
願わくば一度くらいは経験してみたいものだ。

その2
料理に覚えのある女性に「たっちゃん、朝ごはん、できたわよ!」と、ちょいと離れたキッチンから声をかけてもらう。
目が覚めると同時にネギを刻む音が聞こえる。
うん。
これまたベタだが悪くない。
ただし、この場合、どうしても京塚昌子さんがちらつくことが難点だ。

その3
母親に「いつまで寝てるの!遅刻するよ!」と怒鳴り散らされる。
うん。
学生時代、イヤというほど経験した。
これはベタで悪いパターンだ。
もう経験することはないだろうし、したくない。

など、起床するときは気持ちよく起きたいものだ。
(その3の例題は必要なかったな……)

今、僕は、毎朝起こされる。

起こしてくれる相手は「ヒヨドリ」だ。

ご存じだろうか、ヒヨドリ。
スズメより大きく鳩よりは小さい。
コイツら縄張り意識が強いらしく常に威嚇している。

我が家は3階に位置する。
ちょうど電線と同じ高さだ。
それから、何だか分からないが実がなっている木がベランダのそばに茂っている。

そこに
毎朝
6時ジャストに
2羽の
ヒヨドリがやってきて
木の実を食べた後
電線に飛び乗り
「きえええええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーええええーーーーーーーーーーーええええええええーーーーーーーーえーーえーーーーえええええーーーーーーーーーー」
「ひょええええええええええええーーーーーえええええええええええええええええええーーーーーーーーーーーーーーーえええーーーーーーーーーーーええええええええーーーーーーーーーーーーーーー」
と鳴く。
しかも、我が家向きに鳴く。

……。
……。
頼む。
お願いだからあと1時間は寝かせておくれ。
睡眠不足だと人間として機能しないのだよ。

今朝も6時からの大合唱で
結局早くに起こされてしまった。
今日から劇場入りだから良いようなものの
普段だったらただの安眠妨害だ。
どなたか、ヒヨドリを黙らせる方法をご存じないか?

さあ、劇場に行こう。
お待ちしてますね!



では、また。