ども、気概を感じる岡田達也です。



昨日は朝早いお仕事。
6時前には起床して日記を書こうと思ったら
「メンテナンス中のため2:00~8:00までご利用できません」とのこと。
仕方がないので遠慮無くサボらせていただきました。

* * * * *

むねりん(川崎宗則選手)である。

先日も書いたが
ホークスの正遊撃手である彼は
このオフ、FA権を利用してメジャーリーグに挑戦するという。
その理由が……。
「僕は野球人としてメジャーに挑みたいと思い、イチロー選手と同じチームだけを希望しています。さらなる高みを目指してみたくなった。私は最高のプレーヤーであるイチロー選手と同じ場所でプレーしたい」
だそうだ。
つまり彼の希望は
「イチロー選手が所属するマリナーズ以外には行かない」
しかも
「マリナーズならばマイナー契約でも構わない」
という気合いの入ったものらしい。

今、年齢的にも脂が乗り切っているときでもある。
日本のチームならばどこに行ってもレギュラー間違いなしだ。
年俸だって2億4000万円(推定)もらっている。
ところがマリナーズの提示予想金額は4000万円と言われている。
年俸が2億円下がるのだ。
僕の年俸が2億下がってもまだ1億ほど残っているので心配はないが
川崎選手の場合4000万円しか残らない。
(最初の一文は不必要な情報だったかもしれない)
ちょっと想像できないダウン幅だ。
お金を比較対象として語るのは気が引けるけど
(でも分かりやすいから使わせてね)
つまりは
2億円がパーになっても
レギュラーの確約が無くなっても構わない。
そんなことよりも川崎選手にとっては
「イチロー選手と一緒にやる」
ということが大事、ということになる。

僕は常々、自分の劇団以外で芝居をやるときは
「一緒にやりたい俳優さんがいる」か
「一緒にやりたい演出家さんと仕事ができる」か
「やってみたい劇場である」か
何か一つでも「やりたい理由」があることを条件にしている。
もちろん川崎選手と並列に語ることはできないレベルだけど
それでも
「一緒にプレーしたい人がいる」
という気持はとても理解できる。
(ただし僕の場合は一人だけじゃないけど)

だからこそ応援したい。
できればマイナーではなくメジャーで
イチロー選手と同じグラウンドで野球をしてほしい。
きっと凄い輝きを魅せてくれることだろう。

僕は
「誰か」と「誰か」の組み合わせによる相乗効果ってとんでもない力があると信じてる。
もしも川崎選手がマリナーズに入団したら
イチロー選手にも波及する何かがきっとあるはずだ。

その日が来るのを今から楽しみにしている。



では、また。