ども、不安になった岡田達也です。



今のパソコンがクラッシュしたのがちょうど震災の日だった。
たまたまその日に修理に出して
この日記をお休みしはじめたのでよく覚えている。
で、その後、修理が終わりパソコンが戻ってきた。
中身は一新された。
が、戻ってきてからチョイチョイ不備な点が出てきたのだ。

我が家のプリンタはキャノンの4100iというワイヤレスのもの。
ケーブル類が大嫌いな僕がそこだけはどうしても譲れなくて贅沢して買った品だ。
極端な話、キッチンで「印刷」ボタンを押しても
居間に置いてあるプリンタからプリントアウトされるという優れもの。
世の中すべてワイヤレスになればいいのに!
と常日頃から思っている僕にはうってつけの賢いヤツだ。
ところが。
パソコンの復旧後、そのプリンタの調子がおかしい。
何かを印刷しようとすると
「プリンタの状態がオフラインです」と表示され
プリントアウトできないのだ。
ちゃんとパソコンは4100iを認識している。
認識しているのだけど
常に「オフラインです」となり
結局ケーブルをわざわざ繋がなければプリントアウトできない
という苦しい状況に変わってしまった。

昨日。
朝から大量のプリントアウトが必要だった。
僕は「プリンタ、何もしてないけど直っててくれないかな……」と
機械音痴の人特有の淡い期待を抱き印刷ボタンを押した。
が、結果は「オフラインです」。
ああ、もう!
どうすればいいのだ?
あ!
そうだ!
困ったときの庄村くんだ!
僕は庄村くんに電話した。

庄村くんというのはネビュラプロジェクト映像部のチーフで
専門学生時代にキャラメルボックスにハマってしまい
ネビュラプロジェクトに入社して人生を棒に振った
(振ったかどうかは本人に確認してから書けよ)
入社直後は「風車の弥七」と呼ばれていた
(忍者のように身が軽いということではなく、影での活躍ぶりが評されて)
ターミネーターに心酔しラーダースの革ジャンを購入した
(あのデカイ鉄砲も購入しようとしてたらさすがに止めてたな)
石川寛美先輩と結婚してしまった
(だから言葉遣いに気をつけろよ)
そんな経験を持つナイスガイだ。
(オマエの説明でナイスじゃなくなってる気がする)

僕は庄ちゃん(そう呼んでるのね)に電話した。
彼は「分かりました。5分後に電話します」とだけ言い残して電話を切った。
5分後。
パソコンと携帯に復旧方法が書かれたメールが届いた。
その直後電話が掛かってきた。
早い、そして的確な、それでいて丁寧な、
まさに「風車の弥七」を地でいく仕事っぷりだった。
プリンタは「オフラインです」の呪縛から解かれ
無事に「オンライン」へと復旧した。

すごい。
すごいよ、庄ちゃん。
完璧だよ。
と、一瞬は喜んだのだが……。
はて。
僕はこの先
世の中が機会にまみれていく中で人生を過ごしていかなければならない。
今回のような困難はいくらでも襲ってくるはずだ。
そのとき庄村くんがいなかったら果たして解決することができるのだろうか?
ふ、不安だ。
とても不安だ。

庄ちゃん、どうか一日でいいからオレより長生きしておくれ。



では、また。