ども、どこの政党を支持しているのかは内緒の岡田達也です。



この日記には
なるだけ「政治的な要素を含まないで書こう」と
勝手に自分で決めた不文律がある。
が。
どうしても書きたい。
書く。
書かずにはいられない。
大丈夫だ。
政治家の名前は出てくるが政策に触れるわけではないから。

民主党代表、野田佳彦氏が日本のリーダーとなった。
そのお見事な演説が多くの人の心を鷲づかみにし
昨日の報道を見たところ
「内閣支持率60%」という
驚くべき数字が叩き出されたそうだ。
ここのところの内閣の低迷振りも手伝って
期待値も込みでそんな数字が出たのだろう。
是非ともその期待に応えていただきたいと思いつつ……。
だから、今日はそんな話ではなくて。

総理就任後から各局が
野田さんの「人となり」を報道し始めた。
そこで僕の気持ちを動かしたのが
「趣味 格闘技観戦」
というところだった。
まあ、そこまでなら政治家の中にもたくさんいるだろう。
ところが紹介された二つのエピソードが
僕を野田さんの虜にした。

「小学生のときに沢村忠に握手してもらい感動した」
素晴らしい!
なんという素敵なエピソードなんだろう。
沢村忠。
日本キックボクシング界を牽引した帝王である。
沢村忠の名前は聞かなくとも
「真空跳び膝蹴り」という技の名前は聞いたことがあるのでは?
とにかく僕は親父の影響で彼のファンだった。
ついでに言えば
父親は僕を
「沢村忠」か「富山勝治」か「具志堅用高」か、に
育て上げたかったようだ。
あ。
話が逸れた。
とにかくベタだけど素敵なエピソードだ。
二つ目は。
「最強と考えるプロレスラーはジャンボ鶴田」
ああ。
もう、言葉もない。
「ジャイアント馬場」でも「アントニオ猪木」でもなく鶴田。
まったく、寸分のブレもなく、僕も同意見なのだ。
「誰が最強なのか?」
という問いでプロレスファンは3日は過ごせるというが
これは絶対に答えを出せないからこそだし
それを分かった上でみんなが思い思いの持論を展開させるのが楽しいのだ。
そこでのチョイスが「ジャンボ鶴田」。
そのセンスに脱帽する。
もう、お見事だ。

……あれ?
「そのセンスに脱帽」って。
僕と同じってことか?
え?
ということは、もしかして。
野田さんも日本の征服をたくらんでいたりする、ということか?

……。
そうじゃないことを願って。
頑張ってください、野田さん。



では、また。