ども、ガックリした岡田達也です。




昨日、東京は雨だった。

稽古場に傘を持っていった。

どこにでもあるビニール傘だった。


今使用している稽古場は

元々小学校だったところを改装したもので

いろんな劇団が入り乱れている。

つまりは人の出入りが激しい。


稽古場に着いた僕は玄関の脇にある大きな傘立てを見つけた。

「もしかして……」

予感が走った。

こんなありきたりのビニール傘

誰かが間違えて持って行ってしまうのではないか?

部屋の中まで持って行こうかな?

でも、まあ、分かりやすいところに差しておけば大丈夫か?

結局、傘立ての一番端っこの隅っこ(つまりは角ね)に

ソーッと「持って行かれませんように」と願を掛けて(ココが大事)

立てておいた。


稽古終了後。

雨は降りしきっている。

が。

傘がない。

隅っこの端っこに差しておいた傘がない。

予感は的中した。


馬券だって

宝くじだって

トトだって

当たらないくせに

こんなことだけは当たってしまう。


はぁ……。

やっぱりビニール傘じゃなくて

ちゃんとしたヤツを持たなきゃダメなんだよな。

でも、傘を選ぶのって結構難しいんだな、これが。




では、また。