ども、面倒くさがりの極みこと岡田達也です。




「確定申告」

その季節がやってきた。

いやいや

年が明ければすでにその季節ではあるのだけど

どうしても3月まで引っ張ってしまう。


俳優は個人事業主に分類される。

だから確定申告をやらなければならない。

来年の所得税もそれによって決定されるのだから。


確定申告に縁のない方には

「何をやるの?」

と思われるかもしれないが

これがまた面倒な作業なのだ。


ひたすら足し算をする。


これ!

もう、これ!

これを延々やり続ける。

去年1年間取って置いた大量の領収書を

項目別に分類し

掛かった必要経費を算出するため

ひたすら足し算を繰り返す。


領収書といっても5枚や10枚じゃない。

大量にある。

しかも全て大きさも形も違う。

もう、いいじゃないか!

領収書も共通の大きさにしようよ!

なんでこんなに

長いのや短いのや

大きいのや小さいのがあるの?

100枚ほどの領収書を足し算し

確認のためにもう一度計算機を叩く。

すると金額が違っている。

もういちど足し算しなければならない。

それでもう300枚の領収書をめくっていることになる。


それが10項目ほどあるのだ!


ああ!

私の指先よ!

もうこれ以上ミスタッチしないでおくれ!

(指先というよりオマエの脳みそな)

そんな呟きを繰り返しながら

何とか税務署まで届けることができた。

これで来年も脱税することなく生きていけそうだ。


フト思ったんだけど……。

経理を担当してる人って偉いな。

自分には無理だろうな……。

って、そんなことを思う自分は単純だな。




では、また。