ども、2011年2本目の舞台に立つ岡田達也です。




下北沢『ザ・スズナリ』

お客さんとして何度も足を運んだが

舞台に立つのは初めてだ。


昨日、場当たりで

その感触を確かめたけど

とても心地いい。


もちろん“小劇場”であるから

キャパは120くらいというこぢんまりした空間で

でも、今回はセットがシンプルなので舞台空間は広めに感じる。

これは理想型だ。


見下ろし

見上げ

すり鉢

円形

など

劇場にはいろんな形がある。

さらには

客席の段差

プロセニアムの形

タテヨコの比率

など

複雑な条件が重なり合って

その劇場自身の個性が仕上がる。


なんだけど……。

客席から見て

役者が魅力的に見える劇場というのは意外に少ない。

ホンの些細なバランスの問題だけど

これがなかなか難しいのだ。


でも。

『ザ・スズナリ』はいい。

とてもいい。


建物は古いし

ロビーも狭い。

ついでに言ってしまえば

出演者が多い今回などは

楽屋もパンパンでスタンバイも一苦労だ。

でもでも

昔からこの劇場で観る芝居に当たりが多かったのは

そんなことも

ちょっとだけ関係しているかもしれない。



さてさて。

16日までやっています。

明治初頭の

日本が大きく姿を変えようとしている時期

音楽は

国歌は

どうやって日本人に浸透していったのか。

バカバカしく

真面目に

お届けする予定です。


劇場でお待ちしています。




では、また。