ども、今日は場当たり(テクニカル・リハーサル)とゲネプロをする予定の岡田達也です。




昨日の夜

一軒目の酒場で焼き魚を食べ

(最近流行の自分で焼くお店)

アルコールを流し込んでいるウチに

「明日に向かって気合いを入れよう!」

ともう一軒行くことにした。

(苦しい言い訳のようだが、その通りである)


行き付けの立ち食い寿司やさん。

回転寿司と同じ値段で

しかも目の前で握ってもらえる。

小さな小さなお店だけど

大将の人柄と

その仕事っぷりに惹かれていつも賑わっている。

僕もすっかり常連さん。


で。

21時の段階で向かったのだ。

十分早い時間のはずだ。

ところが。

「あ、岡田さん!

すみません、しゃりが無くなっちゃって……。

つまみなら出せますけど」


おいおい。

しゃりのない寿司屋ってどんなんだ?

この店に通い始めて初めての経験だ。

あ!

もしかして!

「恵方巻き?」

「そうなんです。

自分の想像を上回る注文が殺到してしまって。

去年はここまでじゃなかったんですけど」


恐るべし、恵方巻き。

関東に根付いて3年ほどだろうか。

まだまだ勢いを増している、ということらしい。

しかしけしからん。

岡田達也に寿司を食わせなくするなんて。

仕方がないのでちょいとつまんで帰宅したのだが

途中のコンビニに立ち寄ると恵方巻きがまだまだ並んでいた。

腹いせに食ってやろうかと思ったが

どの種類にも必ずキュウリが入っている。

どうやら僕は一生恵方巻きを囓ることはないだろう。




では、また。