ども、性別のせいにしたい岡田達也です。




1月20日、母親・秀子さんの誕生日だった。

1月23日、兄貴・浩一くんの誕生日だった。

1月19日、父・隆夫さんと母・秀子さんの結婚記念日だった。


このように

岡田家ではこの時期に

メモリアルな日が目白押しになっている。


残念ながら不出来な息子なので

「誕生日に欲しいものある?

何でも言ってね」

とか

「前から行きたいって言ってた金沢に二人で旅行しておいでよ」

などという

模範的なプレゼントを差し上げることもできず

毎年、ユニクロの何かしらを送り続けている。


しかし、だ。

プレゼントはチープかもしれないが

その日を覚えているだけでも良しとして欲しい。


とにかく覚えることが苦手なのだ。


セリフはもちろん

出会った人の名前

(どういうわけか顔だけは覚えているから困る)

美味しかったお店の名前

デトックス

(1月8日の日記参照)

など

何もかも覚えられない。

42年も生きていて

祝日の日にちと名前をすべて言える自信もない。

(勉強しろ)

ましてや

個人的な記念日など

僕にとっては何の引っかかりもなく過ぎていくしかない。


今だから書くが

若い頃というのは

とにかくいろんなものが厄介にできており

あらゆるところに地雷が仕掛けてある。

その一例として

彼女から

「今日は何の日だ?」

と笑顔で訊かれることほど恐ろしい瞬間はなかった。

覚えてないのだ。

考えられるのは

「付き合い始めた日」

「彼女の誕生日」

くらいしか思いつかないのだが

女の子にはいろんな記念日が存在するらしく

僕はよく地雷を踏んでいた。


そんなダメな僕を見かねた友人がこんなことを言ってくれた。

「それは仕方ないよ。

男は記念日に固執しない生き物で

女は記念日を大切にする生き物だから」


もちろん

すべての人が当てはまるとは思わないし

「自分はそうじゃない!」

という人も多いだろう。


だけど……。


この理屈、採用させて欲しい。

じゃないと、自分はただただ記憶力の悪い人間ということになる。


岡田達也は男だから、ねぇ。




では、また。