ども、辿り着いた岡田達也です。
芝居の頂点ではない
(そんなもの何処にあるのか?)
人生のピークでもない
(そんなものが来るのか?)
僕が辿り着いた先は京王百貨店。
そう
『第46回 元祖 有名駅弁と全国うまいもの大会』
に辿り着くことができた。
「何をそんなに大袈裟な!」
とお思いになるだろう。
いやいや
本人にとってはそれほどの一大事なのだ。
あらかじめ欲しい弁当をいくつかチェックしておいたのだが
稽古前の時間ということもあり
あまりのんびりと並んでいられない。
美味そうな雰囲気を醸し出しているもの
購入までに時間のかからないもの
その2点を熟考し
まずは
富士宮駅『富士宮やきそば』を購入。
仮設されたスペースですかさず食べる。
う、うまい!
アツアツの焼きそばと
わさびご飯と
その上に敷かれた牛肉。
余分な装飾も無く
男心をそそる作りになっている。
(もちろん女性も大丈夫だが)
次に
小渕沢駅『甲州かつサンド』を購入。
これを稽古場に持っていって夕食にするのだ。
トンカツの揚げが間に合わないらしく
5分ほど待たされたが無事に揚げたてに有り付けた。
人混みが嫌いな自分が
こんな辛い思いをしても足を運びたくなるこの大会。
何故にテンションが上がるのだろう?
すっかり駅弁マジックにはまっている。
まあ、冷静に辺りを見渡せば
僕以上に駅弁の罠にはまったおば様たちが
「それ、どこに配るんですか?」
と叫びたくなるほどの個数を購入し
両手イッパイの弁当をぶら下げたりしている。
やはり人間は美味いものに目がない、ということか。
何にせよ
「かつサンド」という小さな楽しみを用意しておいたおけげで
稽古も楽しくできたし。
やっぱりご自分への褒美はたいせつですな。
また行こう。
では、また。