ども、残すところ2日3ステージとなった岡田達也です。




全力である。


「そんなもん、仕事なんだから当たり前だろ!」

と思われるかもしれないが

何だか書かずにはいられないほど全力でやっている。

劇中、ダンスシーンが組み込まれており

割と大人数で踊るシーンを終え袖に捌けてきた後

みんながみんな肩で息をしながら

みんながみんな顔の汗を拭き取りながら

みんながみんな「く、苦しい」と呻きながら

みんながみんな「今日は声が出にくい」とか言いながら

それでも

どういうわけか

笑顔で次のシーンに備えている。

この人たちの体力と精神力には頭が下がる。

「身内を褒めてどうすんだ!」

などと冷たいことを思わないでほしい。

42歳でレギュラーとして舞台に立っている自分でもキツイところを

○歳年上のあの人やあの方も同じように頑張っているのだ。

(もちろん年下の後輩たちもね)

チロッと言いたくもなりますぜ。


今日もゼーゼー言いながら笑顔で頑張ろう。


* * * * *



達也汁  ~たつやぢる~


何の写真か分かるだろうか?


僕が女性用下着のブランドを立ち上げて新商品を開発したのではない。

かといって、何かのアートを創ろうと思ったわけでもない。

これ、僕が寝るときの標準装備である。

(ただし公演中のみ)


上は最近薬局の店頭で見かけるようになった

『蒸気でホットアイマスク』という商品で

開封して目に当てるとじんわりと温かくなり

疲れた目を癒してくれる。

下は言わずもがなマスクである。

つまりは、就寝時、僕の顔は

ほとんど覆われており

正面から見たら

かなりオモシロイ状態ではないか

と想像できる。

(残念ながら幽体離脱も滅多にしない方なので見たことはない)


ところが。


起床時には僕の顔にまとわりついているものは何も無い。

目を開ければ視界良好である。

呼吸も楽々とできる。

(ただし声を出してみると悲惨な音しか出てこないが)

枕の近辺を見てみる。


あ。


アイマスクもマスクも無残に散らかっている。

まただ。

今日もだ。

結局、朝まで持たなかった。

いやいや、朝まで持ったためしがない。

恐らくは息苦しくなり

目元の熱さに耐えられなくなり

むしり取ってしまうのだろう。


それでも毎晩この装備で寝る。

キャラメルボックスで本番を迎えるということは

心理的にも

「やれることはやっておこう!」

という気にさせられるのだ。

「だったら飲酒をやめて早く寝ろ!」

というご意見も聞こえてきそうだが

毎日の暮らしには楽しみがないと、ね。




では、また。