ども、今日は仕事が入ってなければ仙台まで行っていたであろう岡田達也です。
最近、空いてる時間が多いのに。
ああ、それなのに……。
今日は夜に仕事が入っている。
頑張れ、ホークス!
今日はMXで中継するのかな?
もしあったとしても、解説は山内孝徳氏じゃない方が良いな。
* * * * *
(僕はヤンキーではなかった。
どうか、それを念頭に置いてお読みください)
中学3年生の時。
廊下を歩いていた。
4m程前に
友人たちと立ち話をしている村田くんがいた。
村田くんは、悪いことに、僕に背中を向けていた。
中学3年生。
血気盛んな(?)お年頃である。
特にプロレスに夢中だった僕は友人たちと技を競い合っていた。
当時はまだUWFも無かったが
先見の明があった達也少年は
日々、蹴り技を磨いていた。
「どうすれば見栄えはするけど痛くないローキックを蹴ることができるのか?」
痛いキックは簡単である。
その逆だ。
挨拶代わりに痛くないローを友人たちに見舞わなければイケナイ。
(いけなくはないと思うのだがどうしても止められなかった。
現に今でも畑中智行はこの洗礼を浴びている)
僕は
村田くんを
アントニオ猪木のようにスリーパー・ホールドで仕留めるか
タイガーマスクばりに四次元殺法を使いロンダードからのバック転からのフライング・ボディ・アタックで行くか
(オマエにロンダードからのバック転が可能なのか?)
ジャンボ鶴田直伝のジャンピング・ニーで観客を沸かせるか
(いつ直伝してもらったんだ?)
悩んだ挙げ句
(絶対に悩んでないだろ)
走り込んでのローキックを村田くんのお尻にお見舞いすることにした。
決まった。
手応え(この場合は足応えか?)は完璧だった。
ただし、彼が
「いてっ!」
と両手で尻を押さえて飛び上がりながら叫んだところを見ると
若干痛みを伴うキックになってしまったようだ。
2日間も前振りをしているのだ。
この話の結末はもうお分かりだろう。
振り返ったのは
後ろ姿が村田くんにとてもよく似ている山口くんという入学してから3年間一度も話をしたこと無い人物だった。
山口くんと立ち話をしていた子たちが
偶然にも僕の知り合いでもあったため事なきを得たが
そうでなければ場外乱闘の可能性もあっただろう。
自分のことを
“そこそこ落ち着いた人物だ”
と思っていたが
こうして書き連ねてみると
ただの
“そそっかしいうっかり八兵衞”
のようだ。
もう少し大人になろう。
では、また。