ども、本を購入した岡田達也です。
ちょっとまとめて本が欲しかった。
本屋で探す時間が惜しかったのでアマゾンで発注しておいた。
翌日、帰宅してみるとクロネコヤマトから不在配達の通知が届いていた。
早い。
実に便利だ。
購入する度にアマゾンの素早さに感心する。
さらにはクロネコヤマトさんのサービスに
「近所のコンビニにて受け取り」
なんてものまであるではないか!
重ねて便利になったことを実感。
ならば早速このサービスを利用してみようと思い手続きした。
夜。
もう配送していない時間でも受け取れる素晴らしさに身を震わせながら
(そこまで感動してないだろ)
近所のコンビニに向かった。
レジには若いお兄さんが立っていた。
僕は「すみません、宅急便の受け取りなんですけど」と伝票を差し出した。
バイトくんはちょっと困った顔をした。
どうやらまだ新入りくんらしく、そのシステムを把握していないらしい。
「少々お待ちください」と声を掛け、奥に引っ込んでいった。
ボーッと待っていると、店長さんと二人連れで戻ってきた。
以下、店長さんとバイトくんの会話。
店 いいかい?まずはこの伝票のこの部分を読み取って
バ はい
店 (素早い動きで)こうでしょ、こうでしょ、こうするでしょ
バ ……(ついて行けてない)
店 (手を動かし続けながら)よく見てね、よく見てね、よく見てね
バ ……(100%諦めている)
店 で、レジのここを打って出来上がり、と
僕は
その素早すぎる店長の動きと説明
それを受け止めきれてないバイトくんのコントラスト
が可笑しくてちょっと笑いそうになった。
まあ、でも、そのうち覚えるだろう。
ゴメンね、バイトくん、ややこしいものを持ち込んできて。
僕は心の中で謝り、受け取りの印鑑を用意した。
すると予期せぬ一言が。
店 はい!じゃあリセットするから初めからやってみて!
ええーっ!
やり直しなの?
もう手続きできたんですよね?
僕はこのまま受け取って帰りたいんですけど……。
バ (彼も予期していなかった)えーっと……
店 まずはバーコードでしょ?
バ はい(バーコードを読み取るところまではやるのだが次の作業が分からない)
店 ほらね、ほらね、ほらね?よく見てねって言ったでしょ?
勝ち誇った顔で説明する店長さん。
決して悪い人では無さそうだけど
ちょっとその説明ではハードルが高すぎますよ、店長さん。
僕は再び「バイトくん、頑張ってくれ!」と心の中で叫び
印鑑に朱肉を付けた。
システムは便利になっても
アナログな部分がたくさん残っているのは、それもまた楽しや。
だって人間っていうのは本当に面白い生き物だから。
では、また。