ども、ずーっと悩んでしまう岡田達也です。





昨日は下北沢へ

らくだ工務店 『カラスの歩く速さ』を観劇に。

http://www.rakuda-komuten.com/


何か事件が起こるわけではないけど

その場の会話だけで十二分に揺れる心情が伝わるお芝居だった。


* * * * *


その前に首藤さんと待ち合わせをしていた。

6:20が待ち合わせ時間だった。

ところが僕は5:45には下北沢に着いていた。

35分という実に中途半端な時間が残された。

仕方なく街をぶらつくことにした。

ところが昨日は雨だった。

行き交う人はみんな傘を差している。

僕のカバンにも折りたたみの傘が入っていた。

が。

差したくない。

面倒臭い。

傘を差すのはとても面倒臭い。

片手が塞がるのもイヤだ。

僕は足早に近所の洋服屋に飛び込んだ。

5分ほど店を冷やかし次へ向かう。

雨は……。

かなり降っている。

でも、差したくない。

次の目的地、ドラッグストアは目の前だ。

急げばそんなには濡れないだろう。

お店に飛び込んだ。

僕のジャケットを触ってみると……

かなり濡れていた。

10分ほどウロウロして店を出ることにした。

どうしよう?

いよいよ傘を差すべきか?

でも次の目的地、古本屋も近い。

それに……

自分の洋服は十分に濡れている。

とても傘を持っている人間とは思えない。

今さら傘を差すのもバカバカしい。

古本屋に飛び込んだ。

本を手に取ろうとしてためらった。

手が濡れている。

僕はそこで観念して

次の目的地、靴屋に向かうときに傘を差した……。


悩み続けて判断を誤るという

最悪の結果だけが残った。


はー。





では、また。