ども、世間の流れに乗っている岡田達也です。






「正月太り」


なぜだ?

なぜこんな言葉があるのだ?

なぜこんなしっくり来る言葉が存在するのだ?


それはもう

日本の人口の7割程度の人が

必ず通過しなければならない現象だから

これほどまでに認知されて居座っているのだろう。


白状しよう。

私もしっかりと正月に太った。

しかも今年は3kg近い。


先日、立ち寄った薬局で

「これが脂肪1kgです!」

という実に気持ち悪いゴムでできた模型(って表現でいいのかな?)が置いてあった。

それは想像を上回る大きさで

「ええ?1kgってこんなにすごい量なの?」

と人を恐怖のズンドコに突き落とすには十分なインパクトがあった。

その3倍である。

自分の体に

あの白いゴム3つ分がまとわりついているかと思うとゾッとするが

なにぶん僕は世界でも有数の甘やかし体質な男なので

イマイチ真剣なダイエットに踏み切れない。


しかし

次回作の『ミス・ダンデライオン』で

もしも僕が初演と同じ役を演じるのであれば

瀕死の病人である。

しかもその病気は糖尿病とか痛風ではない。

正月太りしている場合ではないのだ。

ロバート・デ・ニーロには及ばないかもしれないが

多少の努力はしてみよう。

僕も俳優の端くれだ。


7本飲んでいた缶ビールを6本に減らした。

5杯飲んでいたハイボールを4杯に減らしてみた。

ソーセージが巻いてあるおにぎりから鮭のおにぎりに変えてみた。


……。


本番までに間に合うのだろうか?






では、また。