ども、一週間後には初日の幕が開いているはずの岡田達也です。






うっひょっひょーい。

迫ってきたな-。


ネジを締めて

負荷を掛けて。



* * * * *



昨日の続き。


何度でもやらかしてしまう失敗の二つ目。



僕はiPod nanoと携帯ラジオを愛用している。

そう、二刀流だ。


朝の通勤時間の気分で

何を聴くかは変わってくる。


『大沢悠里のゆうゆうワイド』

『くにまるワイド ごぜんさま~』

『永六輔その新世界』

を聴きたいとき

それから

『爆笑問題カーボーイ』

を録音した翌日などは

(僕のラジオは録音機能が付いているのですよ!)

ラジオが胸ポケットに収まっていることが多い。


そうじゃないときは

落語やら

ポッドキャストやら

好きな音楽が入っているiPodが胸ポケットに入っている。


そう。


「胸ポケットに入っている」


こいつが鬼門だ。


移動中に操作をすることが多い僕は

取り出しやすいように胸ポケットにしまう癖が付いている。

「取り出しやすい」ということは

イコール「出やすい」ということでもある。


家を出る準備も万端だ。

忘れ物もない。

iPodも胸に入れた。


玄関に向かう。

靴を履く。

履こうとする。


僕は座って靴を履かない。

立ったままの姿勢で履く。


ここだ。

ここが問題だ。


スニーカーならベロを掴むため

ブーツならファスナーを上げるため

どうしても前屈みになってしまう。


すると100%の確率で胸ポケットからiPodが飛び出している。


「ガッチャーン!」


次の瞬間には玄関にたたきつけられたiPodが転がっている。


「ハアアアアアアアアアァァァァァァァァァ…………」


何度

この大きなため息をついたことだろう。

何度

「ああ、もう、俺のバカ!」

と呟いたことだろう。


居酒屋で靴を脱ぐとき

稽古場から帰るとき

いつも

いつも

いつも

繰り返してしまう前屈みの悲劇。



人間は学習する生き物ではなかったのか?






では、また。