ども、毎日自転車通勤の岡田達也です。






愛車で稽古場に向かう。

距離にして3駅分。

飛ばせば15分ほどで着く。


その道のりの中

かなりの確率でヤクルトおばさんに出会う。


「ヤクルトおばさん」


誰が名付けたか知らないが

ヤクルトやジョアを自転車にのっけて販売してる女性たち。

中には若い人もいるようだが

不思議と

「ヤクルトおねえさん」

にはならない。

もう、ここは、心を鬼にして

「ヤクルトおばさん」

と呼ばせてもらう。

仕方がない。

そういう刷り込みで育ったんだから。


あ、いや、そういう呼称の話では無く……。


ある日、前からヤクルトおばさんが自転車でやってきた。

すれ違いざま

「こんにちわ!」

彼女は僕に挨拶してきた。

それは

サラッとした

でも

気持ちの良い笑顔の

とても素敵な挨拶だった。

僕は訳も分からず頭を下げた。


最初は「?」だった。

だって、何故僕が挨拶されるのか分からなかったから。

僕の後ろに誰かいるのかな?とも思った。

だけど誰もいない。

やはり自分に向かって挨拶してくれたのだ。

決して

「ヤクルト、いりませんか?」

と、営業を掛けられたわけではない。

ただの挨拶だった。


彼女は何故僕に挨拶してくれたのだろう?

わからん。

全くわからん。

だけど

その挨拶はあまりに気持ちよく

僕はちょっぴりドキドキしたのだ。


その日以来

ヤクルトおばさんが目の前からやって来ると

いつ挨拶されても

「こんにちわ!」

と返事できるように心の準備している。


だが……。


あの日以来

今のところ一度も声を掛けられていない。

かといって

こちらから挨拶して回るのもおかしな話だし。


あの「あいさつおばさん」に僕は会いたい。






では、また。






追伸


『エンジェル・イヤーズ・ストーリー』

無事に初日を迎えたようです。

ご来場いただいたみなさん

ありがとうございました!


で。

本日の夜の会だったと思うのですが

(不確かすぎるぞ)

「愛知県花き温室園芸組合連合会バラ部会」

の方々にご提供いただくバラの花を

出演者たちが客席に降りて

皆さんのお席までお届けにあがるという

イベントが用意されているようです。
「キャラメル配り」はやったことがありますが

「バラ配り」なんて初めてです。

薔薇好きのかた(?)は是非!